三連休 初日 [日常]
連休初日でのんびりと過ごした
本当は、休みの前日の夕方以降が最も開放感を感じる。
これは幼稚園、小学校以来、お務め生活が始まってから今までずっと同じだ。
週休二日制以前の時は、土曜日の午後。
土日休みになってからは、金曜日の夕方、、。が一番幸せな瞬間だ。
何でも前夜というのは心ときめくものだ。
秋分の日のために連休となっているようなので、今夜は前夜ではないが、明日もあさっても休みなので、ゆっくりアルコールでも舐めることにした(と特別なようなことを言っているが、ちっとも特別なことではない、なんやかんやの口実を見つけてのいつものパターン)。
飲みながら、テーブルの上にあるものを見ていると、それぞれ蘊蓄が語れそうなので、画角に入るように、まとめて並べてシャッターを切ってしまった。(バカチョン携帯カメラのつらさ)
奥からいくと、シングルモルトウイスキー余市(これは安いがおいしい)
中左の赤いグラスは沖縄の琉球ガラス村で購入したHand Madeの作品。(沖縄のガラス製品は素朴で暖かみのあるものが多い、日常の道具として使用するものとして気持ちがいい)
中右のキャンドルは、一昨年スウェーデンのストックホルムで仕入れたもの。
北欧の生活ウェア関連のデザインは優れたものが多く、素晴らしいデザイナーも多い。
キッチンウェアから車や住宅までどれも研ぎすまされたデザインが目につく。
中に入れているキャンドルは米国のYankee Candle、火をつけるとジューシーピーチ(桃)の香りが薄く香る。(他にもいろんなアロマが用意されている)しつこくない香りが気に入っている。
手前左のグラスは北海道小樽のガラスアーティスト村で仕入れた手作り作品。
ここは全国から若いガラスアーティストが集まり腕を磨いている。
その下のコースターはニッカの余市 蒸溜所で購入したもの。ウィスキーのオーク樽からつくられた味のあるコースターだ。
その右は、同じく余市の蒸溜所 直販の原酒、25年もの。ちょっと小さいので大きく撮ってみよう。
原酒なので54度ある。
このまま飲む事もできるが、ブレンダー氏の話によると、倍くらいに水で割ってのむのがおいしいとのことで、飲むときはいつもそうさせていただいている。
ニッカウィスキーを作った創設者の竹鶴政孝は、遠くスコットランドまで行きその技術を習得し、ここ北海道 余市に蒸溜所を創った。
その敷地内に自宅も建て、スコットランドからウィスキー蒸溜技術とともに現地の奥さんもつれて帰ってきたのだから大したものだ。
因に、同じように日本からドイツ ベルリンへ医学で留学した森鴎外だが、現地(このベルリンのアパートも見学したが、それはそれでなかなか渋い世界だった)で恋に落ちたが、帰国の時は一人で帰国した。
その後ベルリンから彼女が日本まで追っかけてきたが、親戚などからの猛反対もあり、追い返している。
竹鶴氏とはかなり違った展開だ。
竹鶴氏とそのリタ婦人が生活した自宅も見学したが、これまたいい感じの住宅だった。
芝生や白樺林のなかに和洋折衷の設計でこじんまりとした空間を構成している。
きっと竹鶴さんは、彼の中ではかなり理想に近い環境と空間を演出できたのではないだろうか。
やはりいいものはこのようないい環境のなかで育まれるのだろう。
この蒸溜所でできるウィスキーの香りと芳醇な世界は、実に素晴らしい。
ここ数年、世界でも由緒あるいくつかの賞を獲得しており、本場スコットランドからも見学者が来ている。
スコットランドでもいろいろ味わったが、ひょっとしたら、余市の酒のほうがおいしいかもしれない。
そんなこんな思いつく事があれこれ、走馬灯が頭の中で回りながら、ゆったりと時間が過ぎていく今宵。
働ける事に感謝し、また、明日も飲みたくなってきた。
この原酒がおさめられている箱の内側(外側でないところが奥ゆかしい)にこのようなメッセージが書かれていた。
Sice 1934
ポットスチルに燃やし続けた炎
それは政孝とリタの
ふたりの情熱です
うーん 美味しそう♪
私も 最近 ウィスキーが好きなんです。
ゆっくりちびちびとね(^^;
富士山という銘柄は お安いし手軽なので
おススメでーす
富士山も 確か50度はあったと思いましたけど(≧▽≦)
by amane (2007-09-24 00:29)
amaneさん おはようございます。
書き込み時間も早いですね。
ウィスキーも昔はあまり飲んでいませんでしたが
ここ数年飲むようになりました。
だんだん美味しく感じるようになってきました。
by kan (2007-09-24 09:01)