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ピカソ展 [日常]

DCSA0001.jpgパリ国立ピカソ美術館が改装するというので、その間、東京でそれらの作品展がおこなわれることになった。
六本木ミッドタウンのサントリー美術館と国立新美術館の2カ所で開催されている。
早速その2カ所をまわってみることにした。



DCSA0006.jpgサントリー美術館が「巨匠ピカソ 魂のポートレート」
国立新美術館は、「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」
チケットのデザインもほとんど同じ。
おもしろいアライアンスだ。

当日券の半券を見せるとそれぞれの展覧会入場料から200円引いてくれる。
今回は、ミッドタウンのサントリー美術館から入場。


DCSA0008.jpgポートレートが主体の展示だったが、作風の変化が見えて面白かった。
デッサンもしっかり書かれていて、人物描写の旨さが各所で光っていた。
展示点数も60点と少ないが、適度な入場者数でじっくり 楽しめた。



DCSA0004.jpg次は、新国立美術館。
ミッドタウンから歩いて移動だが、運動会日和で気持ちがいい。

ここは写真資料や立体も豊富に展示されていて、人出も多い。
(看板の右側の絵は別の展覧会の告知、ピカソではない)

ピカソが亡くなったとき、遺族が相続税を払えず、フランス政府に作品を物納して凌いだらしい。
1979年頃なのでまだ30年ほど昔の話ということになるらしい。
しかもその現物弁済で納められた作品でパリに新しい美術館  国立ピカソ美術館 を作ったというのだからすごい。




DCSA0003.jpg作品そのものも段々複雑?な表現になっていたが、ピカソの頭の中ではあのように見えていたのではなかろうか、、と思えてきた。
岡本太郎美術館で感じた世界と同じようなものを感じた。
立体を多視点で見て、頭の中へイメージを作り上げることができていたようだ。
その気持ちはわからないでも無いが、疲れそうな気がする。

昨日、読字障害という病気の特集をTVでみたが、字を読むのに物凄く手間と時間がかかるが、立体の認識能力は健常者の倍以上というかけ離れた能力を持っているそうだ。
脳に障害があるとのことだが、意外と多くの方がこの障害をもっているそうだ(日本人は20人に一人)。
耳から言葉を聴く限りには何の支障もない、トムクルーズもそうだし、この番組のナビゲーターを務めていた鶴太郎もそうだと自身で解説していた。
頭の中では、文字を読んで音に直し、それを頭の中で聞いて意味を理解しているそうで、この機能に障害があるために、声を出さずに読む黙読が困難な症状。

ピカソはこれに近っかたのではなかろうか?
しかし、メモ帳やノートにはかなり文字を書いていたなあ。
そうか書くことはできるのか、、、、。

ウ~~ん、よくわからん






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