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福岡へ移動 [日常]

201009221717000.jpg6月以来、夏の酷暑もあり、涼しくなる頃を見計らい、福岡へ移動することにした。

9月にもなると夏至から3ヶ月、日没も早くなり東京では18時頃は暗くなるようになった。

定時に離陸したが西日本は積乱雲が多数発生しているので積乱雲を迂回して飛ぶとの機長アナウンス。
確かに中国地方上空にさしかかって下界を見下ろすと四国あたりで雷の稲妻があちこちで光っているのが見える。
上を見ると穏やかな満月の月がまぶしく光っていて、このコントラストはなんとも言えない幻想的な情景を醸し出している。

春先に春雷があるが、まさしくその逆の秋雷とでも言うことができるのであればそう呼びたいくらいの様相だ。
予定通りに飛行してきたが、福岡上空は厚い雲、多分雨なのだろう。
厚く低くたれ込めた雲を抜けると、福岡の夜景が全面に現れた。

今回初めて気がついたが、道路の街灯がオレンジ色に輝くナトリウム光なのだ。
たしか、昔はほとんど水銀灯だった気がするが、全面にナトリウム光が広がっていることに気がついた。

日本では珍しい光景だ。
32年くらい経つだろうか、初めて行ったヨーロッパの最初の街ロンドンを空の上から見下ろした時とほぼ同じような光景だ。

なので、ふと、自分はこれからどこに着陸するのだろうと一瞬確認し直すというふしぎな状態になってしまった。
そういう視点で見ると、福岡は日本であって日本でないような街であるような気がしてきた。


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