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希望 [日常]

今朝、通勤時にJ-WAVEを聞いたときの 「希望」 についての話題が印象深かったため、忘れないうちに記録しておこう。

希望と言えば、東京大学社会学研究所の玄田教授が希望学という領域で研究されており、二ートなどの言葉もこの先生から発せられ一般に広まった経緯もある。
私も玄田さんから直接いろんな話を聞き盛り上がったこともあるので、印象深い。

今朝のJ-WAVEでの玄田さんの話は、いろんな災害が日本を襲い、日本人の一部では希望を失いかけている節も見受けられるが、希望を失わずに明るい未来に向かって日本を築いていこうという趣旨。



そこで非常に興味深かったのが、今回の東日本の震災の救援物資の中で喜ばれたもの、、それは何だったでしょう?
という話。

それは、カレンダーだったそうだ。

将来に対してイメージできない、イメージがない>希望がない、希望が持てない
つまり、これからどうしよう、何をしよう、という時に、何も想像できなくなるとき、希望がなくなるそうだ。

将来の事とは何でもいいそうで、なぜならば、まだない存在だから。
まんざらではない状態やこうなったらいいなあ、、なんて漠然とでも思えばいいそうで、
何かないかなあ>それに対する行動>実現する
つまり
Something>Action>Come true
という流れをつくるために、Actionが最も重要だそうで、
その点 カレンダーを見ていると、明日はどうしよう、週末はどうしよう、来週はあれをやりたいから、今週はこうしよう、、、などと、具体的に行動に対するイメージができてくるそうだ。
また、希望は伝搬するそうで、グループの中で希望を持った人が現れると、他の人も希望が出てきだすそうだ。

実際に避難所にカレンダーを持つ人が出てくると、つぎつぎと行動を起こす人たちが出てきて、次のステップへと進んでいったらしい。

ちょっとしたことだが、いかに人間の生活において希望が重要なのか、反芻させられたいい時間だった。
オバマさんの演説はいつも I hope~  We hope~ と夢や希望を伝えている。
こうなったらいいなあ、、とイメージを国民と共有することによって、具体的な行動も発生してくるのだろう。

希望は伝搬する

Actionが大事





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