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Luna Clipper (ルナ クリッパー) [日常]

NEC_0001.JPG先日、Facebookで、ルナクリッパーのビデオ作品で人生が変わった、、という方からメールをいただいた。

実はこの作品、私がプロデュースして1987年にリリースしたもの。
いろんなメディアで発売したが、この方は当時高価だった家庭用ビデオテープソフト(¥8,000)も購入され保管されていた。
そして、そのサウンドトラック版が米国で発売されていると知り楽天経由で入手したとのこと。
なかなかのコアなファンのようだ。



因みにこの作品は当時普及過程だったMSXパソコンで、ひとコマひとコマ絵を描いて動画にしたアニメ作品。
並々ならぬ人海戦術を用いて完成させた。

あらすじは、主人公が、1935年当時活躍していた水上飛行機 LUNA CLIPER号(モデルはマーチン・モデル130 チャイナクリッパー)が、とあるバーの屋上で看板として飾られているのを発見し、それをリストアして飛べるようにし、仲間と南洋の島々を旅する、、という、まあ、ざっとそういうお話し。

作画は当時MSXマガジンの表紙を担当していた 大野一興氏
音楽はオリジナルで安西史孝氏にお願いした。
この写真はそのサウンドトラックCD
もう四半世紀経ってしまったが、久しぶりに、音楽を聞いてみると、制作当時の様子が思い出されてくる。


その流れで、 たむらしげる さんとつくったのが、『銀河の魚 ~URSA minor BLUE~
これは、マッキントッシュ(マック)をつかって当時限界ぎりぎりだったハイビジョン解像度でひとコマひとコマ作画して動画アニメを制作した デジタルハイビジョンアニメ作品。
将来のハイビジョン時代のために制作したいくつかの作品の中の一つ。

従来のアニメのようにフィルムを使っていないのと、当然光学的な撮影もなく、すべて電子的に作られた色なので、最終的に創り上げられたデジタルハイビジョン画像は、その純度や透明度は今まで人類が経験しなかった感覚だった。

話はLUNAに戻って、
しかし、思わぬところから、想定外のメールをいただき、、、人の生き方まで変えてしまったとは、、、
責任重大なことをしていたんだなあ、、といまさらながら考えさせられてしまった。

その方は、南洋に不時着したりして残っている飛行機を見つけに行き、復元したり記録に残したりしているそうで、先週もタヒチ方面に旅立たれていった。


人生いろんなことがあり、どう展開していくかわからない。

これからもそうなんだろうなあ、、、、、。

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