TA and Wally

この前、何気なく
　TV番組　Youは何しに日本へ？　を見ていると、どこかで見た顔が、、、ニヤニヤしながら、これ幸いと公共の電波を使って滔々（とうとう）と喋っていた。

かつての、会社の同僚（米国人）ではないか。

日本のマンガが二束三文だった頃、アメリカで売れると踏んだ彼は、大量のマンガの権利を買って、アメリカ市場で売り始めた。
最初は相手にされなかったが、奥さん（日本人）がセーラー服を着てニューヨークのディスコで宣伝したり、全米を回って売り歩いた。
（UFOが来たら宇宙人にも売りつけると言っていた。かなりアグレッシブだった）

その結果、皆さんもご存知だと思うが、全米で日本のマンガブームが到来し、
その後は現在の日本アニメブームにつながった。

そういう意味では日本の国家収支に大きく貢献している。

そんな彼も自分のアニメ販売の会社を後進に譲り、現在は、このクマ？のぬいぐるみたたちと世界中を旅しながら、撮影した写真を世界中のこども病院へ寄付する活動を行っている。

最初は、余興でやっているのかと思っていたが、本人たちは真剣に継続させている。
時々、こども病院に飾られた写真が送られてきたりするが、なかなかいいものだ。

このクマたちの名前が、　TA and Wally。
北極から南極、街から秘境へと各地を旅し続けている。

テレビで見たぞとメールすると、送られてきた写真がこれ。



なんと、福岡の私の母校（高校）へ来て、校舎の基礎となっている石積み、、（実はそれが　元寇防塁）に乗っかって記念写真を撮っていた。

英語で、Defense Walls Against Mongol Invasions (Genko Borui) と言うのだとニューヨーカーの彼から教えられた。
＜モンゴルの攻撃から防御するための壁＞

これも大きく伸ばして額縁に入れておくと後年値打ちが出てくるか？？
あるいは福岡市内の小児科あたりへ寄付すると飾ってくれるか？？

そういえば、
前回は、南極での記念写真が送られてきていたなあ、、。