中洲 大洋映画劇場 で 「真実」を観る [日常]
ウィキペディアによると、
「終戦から8ヵ月を経た1946年(昭和21年)4月3日、後に九州を代表する歓楽街となる福岡市博多区中洲に洋画ロードショー館として大洋映画劇場は誕生。それまで建設業を営んでいた創業者の岡部重蔵が、焼け野原となった博多に娯楽施設を作って市民を元気にさせたいという願いを込めて立ち上げた映画館である。」と説明されている映画館。
その存在は子供の頃から知っていたが、その頃、映画館が多数乱立していた中洲でたまたまこの映画館に縁がなかったのだろう、入館することがないまま現在に至っていた。
シネコン(シネマコンプレックス)全盛の現代、こうした映画館の存在は貴重な価値に変わってきたのかもしれない。
目的の映画が、夕方からの上映だったので上映開始時間までの間、1Fの キネマカフェ で軽食でもと、チキンカレーを食べたのだが、これが予想を反して本格的なものであった。
レトルトではなく、キチンと作り込んであった。
チキンの部位は、よく煮込まれた手羽先、ぽろっとほぐれて食べやすい。
軽く訪問したのだが、とんだ儲け物という結果になった。
ここのカフェは開業時からのインテリアで落ち着いてリラックスできる。
この映画は、「万引き家族」に続いて 是枝監督が監督、脚本、編集を担当した
「真実 (特別編集版)」。
米国のエンターテインメント作品とは違い、どちらかというとヨーロッパ映画。
場面の数も少なく、そこで繰り広げられる人間ドラマというところだろうか。
それこそ、是枝監督の世界観。
先日、この映画のプロデューサーから、よかったら見て欲しいと招待券をもらったままになっていたこともあり、今月から公開の特別編集版を見させていただくことにした。
特別編集版とは、先月公開された本編だが、私的に編集し直し、男性出演者側にもスポットを当てて編集し直したものだそうで、周りから、こちらが好きだという声に押されて、今月から公開されている。
是枝さんの脚本のイメージは、カトリーヌ ドヌーブ しかないと、ダメもとでキャスティングをお願いしたところ快諾され、今回の作品実現となったそうだ。
ということでオリジナル版を見ずに別編集版になったが、オリジナル版も気になるところである。
脚本は是枝監督が書いたものだが、まるでカトリーヌドヌーブの自叙伝にも思え、フィクションなのだが実話のような、、、とタイトル通り何が真実で何が嘘でと境目が混沌としてくる。
出演者それぞれがそれぞれの立場で虚言や真実が入り乱れ、プロの役者一家という風を呈している。
そういう意味では、カトリーヌドヌーブのキャスティングはまさしくピッタリハマっているような気がする。
脚本に流れているストーリーや価値観だが、本当にパリ、ニューヨーク界隈の考えかたや作法なのか??
日本人の企画構成なのだが、その辺りも真実?なのか??
考えだすとキリが無くなってくる。
PS:カトリーヌドヌーブといえば 「シェルブールの雨傘」
あの世界に感銘を受け、学生時代、シェルブールの港のあの電話ボックスまで行った。
本当にお久しぶりのドヌーブさんだが、いまだ現役の大女優。
生まれながらに持ったオーラを感じる。
「終戦から8ヵ月を経た1946年(昭和21年)4月3日、後に九州を代表する歓楽街となる福岡市博多区中洲に洋画ロードショー館として大洋映画劇場は誕生。それまで建設業を営んでいた創業者の岡部重蔵が、焼け野原となった博多に娯楽施設を作って市民を元気にさせたいという願いを込めて立ち上げた映画館である。」と説明されている映画館。
その存在は子供の頃から知っていたが、その頃、映画館が多数乱立していた中洲でたまたまこの映画館に縁がなかったのだろう、入館することがないまま現在に至っていた。
シネコン(シネマコンプレックス)全盛の現代、こうした映画館の存在は貴重な価値に変わってきたのかもしれない。
目的の映画が、夕方からの上映だったので上映開始時間までの間、1Fの キネマカフェ で軽食でもと、チキンカレーを食べたのだが、これが予想を反して本格的なものであった。
レトルトではなく、キチンと作り込んであった。
チキンの部位は、よく煮込まれた手羽先、ぽろっとほぐれて食べやすい。
軽く訪問したのだが、とんだ儲け物という結果になった。
ここのカフェは開業時からのインテリアで落ち着いてリラックスできる。
この映画は、「万引き家族」に続いて 是枝監督が監督、脚本、編集を担当した
「真実 (特別編集版)」。
米国のエンターテインメント作品とは違い、どちらかというとヨーロッパ映画。
場面の数も少なく、そこで繰り広げられる人間ドラマというところだろうか。
それこそ、是枝監督の世界観。
先日、この映画のプロデューサーから、よかったら見て欲しいと招待券をもらったままになっていたこともあり、今月から公開の特別編集版を見させていただくことにした。
特別編集版とは、先月公開された本編だが、私的に編集し直し、男性出演者側にもスポットを当てて編集し直したものだそうで、周りから、こちらが好きだという声に押されて、今月から公開されている。
是枝さんの脚本のイメージは、カトリーヌ ドヌーブ しかないと、ダメもとでキャスティングをお願いしたところ快諾され、今回の作品実現となったそうだ。
ということでオリジナル版を見ずに別編集版になったが、オリジナル版も気になるところである。
脚本は是枝監督が書いたものだが、まるでカトリーヌドヌーブの自叙伝にも思え、フィクションなのだが実話のような、、、とタイトル通り何が真実で何が嘘でと境目が混沌としてくる。
出演者それぞれがそれぞれの立場で虚言や真実が入り乱れ、プロの役者一家という風を呈している。
そういう意味では、カトリーヌドヌーブのキャスティングはまさしくピッタリハマっているような気がする。
脚本に流れているストーリーや価値観だが、本当にパリ、ニューヨーク界隈の考えかたや作法なのか??
日本人の企画構成なのだが、その辺りも真実?なのか??
考えだすとキリが無くなってくる。
PS:カトリーヌドヌーブといえば 「シェルブールの雨傘」
あの世界に感銘を受け、学生時代、シェルブールの港のあの電話ボックスまで行った。
本当にお久しぶりのドヌーブさんだが、いまだ現役の大女優。
生まれながらに持ったオーラを感じる。
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