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高温 カリフォルニア [日常]

カリフォルニア海流.jpg台風通過後、大気がすっかり入れ替わり、西日本から秋の気配が進行しているようで、今週末から来週にかけて東日本も涼しくなるとお天気お姉さんが言っていた。

同時に世界各地も異常気象(毎年なので異常とは言わないかも)が続いている。
昨日、カリフォルニア(ロサンゼルス)では摂氏49.4度を記録した。
TVのニュースでは海岸に大勢の人が押しかけて三密が発生していると報道されている。



TV画面では砂浜いっぱいに人が集まっている光景が映し出されている。

ところで、こんな光景を見て、日本の方々はなんでまたそんなに暑い中、砂浜に集まるのだ?
と思われる方が多いと思う。

ところがどっこい、アメリカの特に西海岸の砂浜は涼しいのである。
海水は真夏でも非常に冷たく、風も冷たい。

まさしく、夏の海岸は避暑地なのである。
米国の方々は涼を求めて海岸に集まるのだ。

上の図を見てお分かりかと思うが、太平洋では時計回りに海流が流れている。
日本では赤道方面から北上してくる海水は暖流(黒潮)で熱いので、夏のシーズンも当然海岸エリアも風も暑い。
この海流は北極圏で冷やされて米国西海岸へと南下してくるので、寒流である。
これがカリフォルニア海流。
夏の海でも非常に冷たいし、そこから吹いてくる風もこれまた冷たい。
私も、夏のサンタモニカの海に入った事があるが、冷たくて長時間は厳しい。

海岸エリアの住宅や店舗には冷房機器が設置されていないところが多い。
窓やドアを開けっ放しのオープンエアで十分過ごせて心地よいからだ。

しかし、今年は気温が50度近くになるとさすがに暑いようで、おまけに山側は大火事が続いているので熱風が重なり、暑さに拍車をかけているため、今まで売れなかったエアコンが売れ出したようだ。

しばらくは、海岸へ避暑にくる人々が絶えないだろうから、コロナの三密が気になる。


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