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巫女(みこ)さんのお仕事 [日常]

お正月の初詣の時、お札や御守りを入手する時にお世話になるのが巫女さん。
今年は分散初参りということで、神社側の負担も分散されたようだが、その巫女さんのお仕事も慢性的な人材不足が続いているそうだ。
女性から見て憧れの職業のようだが、なり手がいない。
お正月など限定的なアルバイトであればどうにかこうにか対処しているようだが、職業として就職する方がなかなかいないそうだ。
数年前、ある神社の禰宜の方とお話をした時にこの話題になり、なるほどと思った。

巫女さんには定年があり、なんと28歳位なのだそうだ。
そういえば高齢の巫女さんは見たことがない。


昭和のころは、その様な年齢でもバランスは取れていたようだが、流石に最近ではあまりにも早いのではという気もしないことはない。

神社側では、茶道や華道、書道、料理などをはじめとするあらゆる領域での受講ができる様にするなど福利厚生も充実させているとのことで、退職後の職業斡旋も手厚くおこなっているそうだ。
が、なかなか就職希望者がいないそうだ。

そんな中、このコロナ禍。
飲食業界や旅行業会も大きな痛手を受けており、給料も削減されている。
その旅行業会だが、日本航空の女性地上職員らが世界遺産 宗像大社へ出向するというニュースが流れた。
人材不足に悩む神社、業績不振で余剰人員に悩む航空業界。
双方の悩みがピッタリと一致したようで、接客業のプロであるJAL地上職員が巫女さんとして業務できるわけで、お互いWin Winの関係になったようだ。

実際に出向する方々のインセンティブもよい方向に行くのではと思う。

ちょっと視点を変えていろんな可能性を考えていくと、このようなマッチングもできるのだなぁとつくづく感心する。



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