包丁研ぎ

これは、私の独身時代から使っているMy 包丁。
一般的な包丁よりかなり小さく小ぶりの包丁。
ドイツへ出張していた頃、陶器はマイセン、刃物はゾーリンゲンをよく買い求めていたこともあり、My 包丁はゾーリンゲンになっていた。
今までは市販のシャープナーで料理の前に刃先を研いでいたのだが、どうも最近その切れ味が鈍くなってきたため、プロに研いでもらいたくでしょうがなかった。

時々近所のスーパー前に出張で研ぎ屋さんが来ていたのだが、ここ数年姿を見なくなり、どうしようかと思っていた矢先、出張サービスを行うというチラシが入ったため、朝イチでこの包丁を持って行った。


日本の包丁は日本刀と同じく、本体部分は鉄、刃先は鋼鉄をうまい具合に合わせて作られているのだが、果たして外国製の包丁はどうなのだろう？という不安感を持ってお願いしたのだが、先方は手慣れたもの、うまい具合に研いでくれた。
昔はどこの家庭にも砥石があって自宅で研いでいたものだが、砥石も高価な貴重品となり、今ではほとんどがプロの職人さんにお願いするか、新しいものに買い換えるかという時代になった。
買い替えも考えたが、SDG'sを考えると研ぐことを選んだ次第。

結果は、素晴らしく、満足満足。
本来の切れ味が蘇った。

※過去の刃物関連拙文
Solingen（ゾーリンゲン）から　燕（つばめ）へ

なみじゅう (ペティナイフ）

タグ：刃物