升席

コロナの影響で2年間中止になっていた　大相撲九州場所が明日14日から始まる。

やはり博多の年末の風物詩だっただけに、この2年間はなんだか物足りない歳末だったので、再開されることは相撲ファンでもない私でも、ありがたく思われる。

今年は平常時と違って、入場者数も制限され、通常4人の升席は2人分空けて2名席となるとのことで、これはいい。

高校生の時、親からもらった升席のチケットで初めてこの4人用升席にすわったのだが、最初見たとき、えっ　うそ、、ここに4人入るのか？？
と真剣に悩んだ覚えがある。
本当に狭いのである。
江戸時代の日本人の体格はかなり小さかったに違いないと確信した。
ゆっくりあぐらをかくなんてとんでもなく、できるだけ体を絞って肩身を狭くして座り続けるということを強いられた。

今回の処置は、4人用升席が歴史上はじめてゆったりと座ることができるわけで、今年はそういう意味でも升席を従来価格で享受できる稀有な年になるだろう。

＜写真：西日本新聞から＞

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