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TV番組 時間割 [日常]

昔話が多いと歳を取ったと言われることが多いが、事実が、時代の流れに埋もれてしまったり、流されたりしていまわないよう備忘録として見ていただきたい。

いつの頃からか、長い間そのほとんどが30分単位だったテレビ番組が今やほとんど見かけなくなり、1時間や2時間、はたまた3時間番組などが平気で闊歩する世の中になってしまった。

番組の時間構成も、かつては冒頭の15秒〜30秒CM,中間15分あたりの15秒〜30秒CM、そして最後の15秒〜30秒CM という非常にわかりやすい構成だったのでトイレに行きたくなっても番組の途中15分当たりになるとCMタイムになるのでトイレに行くことができた。
最近は、非常にわかりづらい番組構成になって、毎時52分〜54分あたりからスタートするものがあり、裏番組を最後のいいところまで見ることをさせずに自番組へ引き寄せようとする魂胆見え見えの時間構成が鼻につく。
しかも、番組最後のCMや冒頭のCMがなく、番組と番組がシームレスに繋がっているものもあり、瞬きをした瞬間次の番組が始まっていることも普通に行われている。
全く、視聴者不在の時間割である。
前述の、番組時間が長くなったことは、TV視聴者数減少に伴い、スポンサーがネットへシフトし出したことによる広告料収入減少で製作費が大幅に減少したことではないかと思う。
そうなると一番組当たりの人件費(出演料)比率を下げ、全体のコストを下げざるをえないため、一番組の時間が長くなるのだろう。
30分番組の時と同じようなギャラでタレントを長時間使うという慣習ができてしまったのだろう。
あれもこれも昨今の媒体価値の変化によるものだろう。

こんなところで時代の変化を感じる今日この頃。

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