エスカレーターは２列で [日常]
エスカレーターの片側を開ける習慣だが私の記憶では、１９７０年大阪万博の時、動く歩道が出現した時、歩道が動いているのにもかかわらず、止まって立って乗っている人の横を歩いて通行する人々が現れた。さすが、大阪の人は忙しいんだなぁ、、と子供心に思ったものだ。
そのあとあたりからのような気がするが、エスカレーターでも歩いて登る方々が出現、次第に片側を開けて乗る慣習ができてきた。
（関西エリアは右乗り、それ以外は左乗りが多いようだ）
そんな慣習が無作為に各地に定着しているのだが、動いているエスカレーターなので転落事故なども多く、本来の２列で乗ることを推奨する動きが顕著になってきた。
転落事故もさることながら、他にも理由がある。
※片方のみに荷重がかかり続けるため、エスカレーターのメカの摩耗や疲労がアンバランスとなり痛みが早くなる。
※単位時間あたりに処理できる人数の調査をしたところ、２列の方が大量輸送できることがわかった。
※そして、２列の方が事故が少ない。
このように、明らかに２列の方が安全でかつ輸送効率が良いため、ここ福岡市地下鉄のエスカレータでは地下鉄職員が入口に立ち、２列で並ぶように啓蒙が始まった。
以前より、ポスターなどで呼びかけられてはいたが、なかなか効果がなく、今回のような形になったようだが、果たして市民の皆さんの慣行は変化するだろうか？
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今の今は解りませんが、自分の知っているロンドン地下鉄エスカレーターは右乗りでした。
Stand on the Right !・・・って立て看、覚えています。
by LargeKzOh (2022-07-29 15:51)
そうですね、ロンドンは私がいた頃（1978年頃）も右に立つことが推奨されていましたが、2016年あたりから運搬効率を測定すると2列のほうが良いことが判明し、そこから2列を推奨していますが、ロンドン市民はいままでの慣習を変えられないようです。
by kan (2022-07-29 16:06)