成人式

9日（月）は成人の日で休日だったので、今日は火曜日。
休み明けなのに月曜日でないので少々感覚がずれてしまうが、年末から長期休暇を取った方々にとっては今日から通常業務日ということになるだろう。

一昔前まで、成人の日は15日だったが、いつの頃からだろうか、お正月休みに繋げた方が何かと都合がいいからだろう。
日本での成人の定義も諸外国でのグローバルスタンダードに揃えて１８歳になったが、式典は「二十歳の集い」のように表現して従来通り２０歳を迎えた方々の式典とする自治体が多いようだ。

ここ数年、成人の日というと全国ほとんどのTV各局が北九州市の成人式を報道するようになった。
イントロは、、毎年奇抜な衣装での参加者が多い北九州市成人式、、などと表現して事前からセッティングして報道するケースが非常に多い。
この姿勢はいかがなものかと真に思う。




報道、言論の自由があるとはいうものの、その報道による社会的影響は計り知れないものがある。
それを見た未成年の若者たちが、自分の時はもっと奇抜なことをしてテレビに出ようと思うケースも出てくるだろう。
また、毎年繰り返して報道することにより、このことが慣習化し地域に根ざしていく。
この成人式の状況を良しとするのであればそれはそれで一つの文化になっていくのだろが、私は決してそうは思わない。
マスコミが興味本位やウケ狙いで報道するのであればその姿勢を考え直していただきたいと思う。

暴走族が毎週末どこどこ交差点に現れて見物客が多数集まっている、、などという報道と似たり寄ったりのレベルだろう。
一回や二回、事実の報道として行うのはわかるが、、北九州の成人式のように毎年、事前にスタンバッて風物詩のように扱い出すのはやめるべきだ。

一層のこと２〜３年各社が一切扱わないようにすればいいのではないかとも思う。
その結果が見てみたい。

ほら、、この拙文を読んでいる報道関係のあなた、、胸に手を当てて行動に移してください。

タグ：北九州市 ２０歳の集い