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陳 建一 さん [日常]

今月 3月11日、四川料理を日本に広めた 陳建民 さんの長男であり弟子の 陳建一 さんが亡くなった。
まだ、これからという感じだったが、非常に残念。

お父さんの建民さんは中国四川省出身だが、第二次世界大戦の戦火の中逃れるように日本に移住してきた。
またの名を さすらいの料理人 とも呼ばれていた。
建民さんは1958年 日本で 四川飯店 を創業し日本で四川料理の普及に努めた。
博多にも四川飯店 博多店がある。
四川料理は私も好きで、よく楽しませていただいている。

建民さんの弟子の 久田大吉さんが東京 世田谷区 上野毛の多摩美術大学の並びに 吉華 という四川料理店を開店し、私のかつての住まいのすぐ近くであったこともあり、よく利用させていただいた。
特に、麻婆豆腐が人気でそれ目当てに多くのお客さんが今でも通っているようだ。
暖簾分けした 吉華 自由ケ丘店 もよく利用させていただいた。



建民さんの弟子は多数おられるが、息子であり弟子でもある 建一さん の兄弟子にあたるのが 立岡池敏(ちとし)氏。
立岡さんは、四川料理の坦々麺に注目し、その専門店を 福岡に創った。
ちー坊 の坦々麺 というお店。
ちとし なので ちー坊 なのだろう。
この坦々麺が実に旨い。
私のオフィスのすぐ近くだったので今でもよく利用している。

このように、建民さんから始まった日本の四川料理だが、何のご縁か直系のお店に恵まれて今でも恩恵を被り続けられていることに感謝。

四川飯店は、建一さんの長男の 陳建太郎 さんが引き継がれるとのことで、建民さんから3代目になる。
そのDNAが今後も続いていくことを強く期待する。


タグ:四川料理
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