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2027年 AMラジオ放送 終了 [日常]

何気なくネットニュースなどをつらつら見ていると、なんとAMラジオ放送が2027年で終了するとの記事。
数年前から、AMラジオ局は、建物内での受信などに有利なFM電波も併用して災害時などの情報伝達にも有効になるようにと、AMとFM両方での放送が全国各所で始まったのは認識しており、かつてのAM局の放送をFMで聴くことも多くなった。

話はそこまでかと思っていたのだが、いやいや、もともとのAM放送を停波して(局側の意思次第)FM放送へ移行する方針が総務省から出されていることを知った。


その方針だが、
2022年12月27日、総務省から「AM局の運用休止に係る特例措置に関する基本方針(案)」が提示されている。
本案は民間のAMラジオ放送事業者が、AMラジオ放送(中波放送)からFM放送(超短波放送)への転換、およびFM放送への転換を行わないAM放送局の廃止を検討する際に適用される特例措置の内容、要件、手続き等を記した基本方針案に対する一般公募意見を募集するもの。

多分この様子だと、AMとFM2種類を併用して運用する局は、経済的な面からも希有になるだろう。
現在、国内に44局のAMラジオ局が存在するが、そのほとんどがAMを停波するだろう。

そうなると、似たような前例として、TV放送が従来のアナログ放送から地上デジタル放送へ移行した時と同様のことになる。

自宅や病床、通勤通学時、はたまた、自動車などでAMラジオを楽しんでおられる方々はある日突然聞こえなくなり、シャーッ というホワイトノイズのみになる日が来る。
私自身もAMのトランジスタラジを複数台持っているが、それらはFMワイドバンドラジオに買い替えなければならないということになる。

総務省からは
*運用休止の影響を受ける住民への周知広報を行うこと
*地方公共団体等への周知及び災害時の対応に関する調整を行うこと
*問合せ窓口を設置すること
などの条件がラジオ局向けに出されているが、FM移行に関して発生する費用について国は一切負担しないという方針も出ている。

まあ、このFM移行についての周知広報や、今までのAMラジオ機器では受信できなくなるとの事実も周知徹底させなければならないだろう。

災害時にはFM(ワイドバンド)が受信できるラジオを持って避難するということを忘れないようにしよう。



タグ:AM終了 FM移行
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