花火大会

梅雨入りするかしないかの時に花火の話は少々早いかもしれないが、最近は季節に関わらず開催される花火大会。

かつては夏の風物詩だったが、通行する観客がうるさいとか、私有地に入ってくるとか、路上駐車で住民が迷惑するとか、ゴミが増えるとか、、いろんな弊害も発生しているようで、花火大会反対の町内も増えてきた。

コロナ禍の時は全国で一斉に花火大会は中止になり、花火業界は瀕死状態に陥った。
また、ウクライナをはじめ世界各地で複数の戦火が続いているため、火薬や火薬の原料が高騰、その結果、花火の製造コスト高がスポンサーの負担増につながり、各地で有料花火大会等にして資金を補填するなどの動きになってきた。


このような環境変化の中、花火大会の内容自体を見直す動きが出てきた。
つまり、今までの花火大会ではなく、音楽、ダンス、ドローンなどの要素を組み入れて総合エンターテインメントとしての花火ショーだ。
しかも有料、食事もついて特別シートで数万円など根本的に変わってきた。
このショーをパッケージにして全国、海外ツアーへと拡がってきた。
これはこれで一つの産業として拡大する可能性を秘めていると思うし、非常にいい傾向だと思われる。

昔懐かし花火大会もずっと存続してほしいが費用面などの調達や運営が課題として残るだろうが、賢い日本人、どうにかしていくだろうと私は楽観視している。

タグ：高騰 火薬