長渕剛 君

先週の仕事帰り、何気なくカーステレオでFM福岡を聴いていると、どこかで聴いた声が、、、。
あれっ、、長渕か？
と思っているとやはりそうだった。
生放送なので福岡に来ているということか。

なんでラジオに出てきたのかな、、ライブの告知か？？
やはりそうだった。

6都市　11公演　アリーナツアー　2024 　"BLOOD"
というライブが　６／29, 30　福岡マリンメッセで行われるとのこと。

長渕のことは以前簡単に書いた記憶があるが、彼は学生時代を福岡市内で過ごしたので、福岡を第二の故郷と呼んでいる。
出身は鹿児島県伊集院だったと思う。
お父さんは住居付きの交番派出所勤務で彼はそこで育った後、福岡の大学で学生生活を送っていた。



彼の大学は東区だったが、南区井尻のアパートに住んでいた。
天神や博多に出るのも近く、また、学生街だったため非常に安い賃貸物件が多かったのでそこに住んでいたようだ。
私が通っていた大学の学生寮も井尻にあり、私は自宅通学だったが井尻の学生寮に入り浸っていたため、井尻界隈を徘徊していた。

井尻に六角（むつかど）という複雑な交差点があり、そこで商売あがったりのスナックのオーナーさんが、学生街なので学生に運営させたら少しはマシになるかと、我々に店の運営が任され、しばらく飲み屋の運営をしていたことがある。
店の名前は私が考案した　”無流”。
ナルと無理やりに呼ばせていた。
流されず　という意味を込めていた。
このナルの常連で夜な夜な来ていたのが、長渕であった。

金がないので、彼のアパートへ行くとメザシを焼いて一緒に食ったこともあった。
ナルではよくギター片手に歌ったりして、いずれはスターになると大きな志を語っていたため、地元で活動しているシンガーソングライターを集めて当時西区（人口増で二分され現在は早良区）の　ももちパレス　でコンサートをプロデュースしてあげたこともあった。
（当時の彼は、やせた細い体のフォーク少年だったが、現在のフィジカルな体を追及した姿は想像もできなかった。）

その後、上京してからの活躍は周知のことなのでここでは割愛。
上京後お互い結婚して居を定めたのだが、なんと偶然にも同じ町内。
お互いの娘同士も中学校で同じクラスになり、クラスの電話連絡網ではウチの次が長渕家とこれまた奇遇なつながり。
偶然とは思えない不思議な気分だった。

かつてヤンチャな彼は、薬物に手を出し近所の玉川警察に拘留された時があった。
私は、玉川警察はすぐ近くだったので、面会に行こうと言うと、家人から、マスコミが群がっているし、隣近所の目もあるのでお願いだから行かないでくれと懇願され諦めたことがあった。

今回のFM福岡では、コーヒーの入れ方や飲み方について随分蘊蓄のある話をしていた。
まあ、いろんなことがあったが、そんな走馬灯を回しながらニヤニヤしながら帰路に着く思い出深い日となった。

コンサートの成功を祈念する、、、。

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タグ：BLOOD アリーナツアー