月曜から夜ふかし

今から12年前の2012年、23:59からスタートする1時間深夜番組だったが、最近はゴールデンに近い２２：００～の日テレ系レギュラー番組となっている。
始まったころは、深夜特段見る番組もないとき消去法でこの番組を見始めたが、最近では中毒になったようで、ビデオレコーダーが覚えており、何もしなくても録画されるようになった。

村上信五とマツコ・デラックスがスタジオで進行するが、中身のほとんどが街頭インタビューなので制作費はそんなにかかっていないはず。

昔は街頭インタビューというと皆さん恥ずかしいのか、かしこまったり、言葉少なめで立ち去る方が多かった。
しかし、この番組を見始めて、街中の普通の人たちha
なんと個性的で生き生きとそれぞれ多様な生き方をしているんだろう、、と思い知らされて、いままでの固定概念がみごとに打ち砕かれた。

そういう意味ではカルチャーショックに似たような刺激を受けたため、麻薬を打たれたように習慣性が付き、依存症というと大げさだが、最近では自動録画されたこの番組を見続けている。

毎回テーマ（番組内ではネタと呼んでいる）を３つ決めて街に出て、それについて道行く人のお話を聞くのだが、その話が面白い。

仕込みではないと思うのだが、よくもまあいろんな話が出てくるものだ、、と思う。



人々は本当に多様な意見や考え方で元気に生きているということが伝わり楽しくなる。
この番組は海外にもライセンスされて放送されているが、中国での反響が凄まじい。（中国ではネット配信）

上海出身で、中国の医大を卒業し、産婦人科の研修医として働いていた徐真然さん（女性）は『夜ふかし』が大好きで来日、日本テレビに就職し、番組スタッフとなった。
冗談のような本当の話なのだが、現在は、番組のプロデューサーとして活躍している。

この徐プロデューサーが中国の複数都市版で企画し、月曜から夜ふかし中国編としてオンエアされている。
こちらも日本同様街頭インタビューのみの構成だが、腹を抱えてひっくり返るくらい面白い。

中国国民の自然な生活や考え方、価値観などがよくわかり下手なニュース番組とは比べ物にならない。
しかし、このような多様で個性的な14億人以上の人民をまとめるのは並大抵のことではできない。
中国共産党の統治について改めて感心させられる。

このあと世界に出て各国版が出来るとおもしろいのになぁ～
世界各国の統治者、指導者層のかたがたが見ると勉強になるかも、、、

タグ：市井の人々 考え方 生き方

コメント 2

老生は今の若いドイツ人の本音が聴きたいです。
by LargeKzOh (2024-06-21 16:22) 

そうですね、私も聴いてみたいです。
by kan (2024-06-21 21:59)