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市民オーケストラ [日常]

740462150.228007.jpg市民オーケストラといえば、今年1月から3月までオンエアされた TBS系列 日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』を思い出す。
このドラマもそうだったが、自治体によっては市民のオーケストラを組織しているところがある。
市民の中でオーケストラ演奏に興味があったり、長けた方々が定期的に集まって練習して楽しんでいる。
もちろんアマチュアの集まりなので無給。
我が福岡市でも福岡市民オーケストラがあり団員を常に募集している。
創立が1972年なので今年で52年になり、団員は100名。
この福岡市民オーケストラの定期演奏会のことが新聞で告知されていて、抽選で招待券が当たるらしいということでダメもとで応募したら、当たってしまった。
何事も思い切って一歩前進しなければ、始まらないと痛感。

福岡市民オーケストラがどのような状態なのか知る機会でもあり、期待を胸にチケットを握って会場のアクロス福岡シンフォニーホールへ向かった。


この会場も何やかんや言いながら気がつくと頻繁に来ている。
アマチュアのコンサートで来るのは初めてだと思う。
指揮のマエストロとヴァイオリン独奏者は外部の方だったが、素晴らしい演奏だった。
ヴァイオリンをはじめとする弦の音が実にマイルドで自然だった。
ヴァイオリン独奏は玉井菜採さん 東京藝大音楽学部の教授をされており国際コンクールでも数々の賞を受賞されているようだ。
使用する楽器は東京藝大所蔵のStradivarius "Ex-Park"(1717)。
市場価格で軽く1億円以上はするはずだ。

私は、このStradivariusの生音を目の前で聞くのは生まれて初めて。
素晴らしい演奏と奏でる音は感動ものだった。

市民オーケストラということでこの楽器のことは全く予期していなかったため、タナボタ的幸福感を味合わせていただいた。

尚、プログラムは
ブラームス/大学祝典序曲ハ短調 作品80
ワーグナー/舞台神聖祝典劇『パリジファル』第一幕より前奏曲と場面転換の音楽
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77

また、機会があれば伺いたい。




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