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白菜漬物は最初芯から食べる [日常]

変なタイトルだが、食べる順序についてのお話。
なんでも個人個人で慣習的に食べる順序があるように見受けられる。
私は、美味しい部分は一番最後に食べる習慣が身についている。
お楽しみは一番最後に、、ということだ。
したがって、白菜の漬物は、やわらかい葉っぱの部分が自分では美味しいと思っているので、まずはそうでない茎(芯)から食べることにしている、、と言うか、考えずにそのように手が動いてしまう。
芯がなくなったら、徐にウシウシと葉っぱの柔らかい部分へ移る。
この瞬間がなんとも言えず嬉しい瞬間でもある。
この順番は理屈ではないので、自分ではどうしようもできない。
長い年月をかけて身についた体になってしまったということだ。

ポテトチップは、クズから食べる。
そして次第に欠けが少ない完成形のチップへと移っていく。
この高揚感の昂りが愛おしい。

カレーライスはルーが乗っていない白ごはんの部分から食べ始める。
ピーナッツは割れて半分になったものから食べてゆき、2つ重なった完成形のものはその次の段階で食する。
食パンは耳から食べて白いふかふかした部分は最後だ。
定食は、副菜から食べ始めメインディッシュは一番最後に食べる。
例えばハンバーグ定食であれば、サラダやフライポテトなどを最初に食べて、ハンバーグ本体は一番最後。
貧乏臭い食べ方だと思うが、お楽しみは一番最後、、が染みついているので仕方がない。

一番困るのが、「お楽しみは一番最初に、、」というコンセプトの方との食事。
白菜の漬物が一皿で出てきた時、私は最後までやわらかい葉っぱ部分を食べることができない。
ポテトチップの山を一緒に食べることになった場合、私は欠けのない丸い完成形のチップを食べることができなくなる。

幼児期からの食育あるいは食環境で左右され、その後の方向が決まるのだろう。
たわいのない話で申し訳ない。

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