耐入力1.5KW(CW) オールバンド_スローパー アンテナ [HAM]
シロツメクサ [日常]
というと、なんだか聞きなれない草のように聞こえるが、 別名クローバー。
4つ葉のクローバーを見つけると幸せになると言われているが、5つ葉6つ葉もあるようだ。
この時期 花が咲くが、子供の頃その茎を引っ掛け合ってどちらが切れないか勝負をしたりしていたことを思い出す。
このツメクサだが、江戸後期頃かと思うがヨーロッパから送られてくる荷物がこわれないように緩衝材(最近はプチプチ?)として、荷物の間に詰められてきたころとから ツメクサと呼ばれるようになった。
それまでは日本になかったということか。
因みに、日本(伊万里)から出荷されていた陶磁器の緩衝材や包装紙として、和紙に刷られた浮世絵が使われていた。
それらは、失敗したものやいらなくなったものらしいが、開梱してその浮世絵を初めて見たヨーロッパの人たちは非常に刺激を受け、多くのアーティストがジャポニズムに傾倒していった。
意外なところから、時代は刺激を受けるようだ。
4つ葉のクローバーを見つけると幸せになると言われているが、5つ葉6つ葉もあるようだ。
この時期 花が咲くが、子供の頃その茎を引っ掛け合ってどちらが切れないか勝負をしたりしていたことを思い出す。
このツメクサだが、江戸後期頃かと思うがヨーロッパから送られてくる荷物がこわれないように緩衝材(最近はプチプチ?)として、荷物の間に詰められてきたころとから ツメクサと呼ばれるようになった。
それまでは日本になかったということか。
因みに、日本(伊万里)から出荷されていた陶磁器の緩衝材や包装紙として、和紙に刷られた浮世絵が使われていた。
それらは、失敗したものやいらなくなったものらしいが、開梱してその浮世絵を初めて見たヨーロッパの人たちは非常に刺激を受け、多くのアーティストがジャポニズムに傾倒していった。
意外なところから、時代は刺激を受けるようだ。
長崎新幹線 [日常]
NEXT ! 700MHz [日常]
IZ0GYR Mr.Antonio Iuorio [HAM]
4月もあと1週間、というか平成もあと1週間で終わる。
桜も散り、藤やツツジが一斉に咲き出した。
地上の気象より一歩早く高層気象は春から夏の変化を呈している。
周期的ではあるが、地球を取り巻いている電離層もその密度を少しづつ増してきているため、短波通信が遠距離まで届くような時期になってきた。
このところ日本時間の22時あたりから数時間、日本とヨーロッパとのパスが良好になってきた。
イタリアのIZ0GYRというコールサインの局からのCQが聞こえてきたのでワッチしていると、ローマからだった。
イタリアはほとんどの地域と交信しているが、ローマは都市部であるため景観条例などで大きなアンテナを立てるのが難しいため、局数も少ない。
ということで珍しさもあってコールしてみると一発で応答があり、交信開始。
名前はアントニオさん。
こちらからの電波も大変強く届いているとのこと。
色々話しているとどうも現地で映画俳優をしているとのこと、フェデリコ フェリーニの映画などにも出演しているようだ。
桜も散り、藤やツツジが一斉に咲き出した。
地上の気象より一歩早く高層気象は春から夏の変化を呈している。
周期的ではあるが、地球を取り巻いている電離層もその密度を少しづつ増してきているため、短波通信が遠距離まで届くような時期になってきた。
このところ日本時間の22時あたりから数時間、日本とヨーロッパとのパスが良好になってきた。
イタリアのIZ0GYRというコールサインの局からのCQが聞こえてきたのでワッチしていると、ローマからだった。
イタリアはほとんどの地域と交信しているが、ローマは都市部であるため景観条例などで大きなアンテナを立てるのが難しいため、局数も少ない。
ということで珍しさもあってコールしてみると一発で応答があり、交信開始。
名前はアントニオさん。
こちらからの電波も大変強く届いているとのこと。
色々話しているとどうも現地で映画俳優をしているとのこと、フェデリコ フェリーニの映画などにも出演しているようだ。
レモンが咲いた [日常]
先日、蕾が出てきたと書いたが、その蕾が開花した。
知人宅では植えて10年くらい花が咲かなかったと聞いていたのでそんなものかと思っていたが、2年で咲いた。
花が咲くということは実になる確率が高いわけで、本日早速、人工授粉を施した。
さてさて、夏には緑色の実がなって秋には黄色のレモンが、、、、
知人宅では植えて10年くらい花が咲かなかったと聞いていたのでそんなものかと思っていたが、2年で咲いた。
花が咲くということは実になる確率が高いわけで、本日早速、人工授粉を施した。
さてさて、夏には緑色の実がなって秋には黄色のレモンが、、、、
東京オリンピック チケット抽選申込 開始 [日常]
いよいよ来年の東京オリンピックのチケットの抽選申込が始まる。
価格も無料から10万円以上するものまでバラエティーの富んでいるが、チケットの転売を防ぐために、今回は多様な仕掛けが行われている。
まず、チケットを申し込むための登録が求められる。
登録用のウェブサイトが用意されており、登録後初めて申し込む資格ができる。
その後、抽選サイトで申し込み、当選するとやっと購入することができる。
転売サイトやオークションサイトに出品することができないよう各サイトオーナーの協力を得ているらしい。
海外の同様のサイトまで契約しているかどうかは定かではない。
購入した本人のみが入場できるようにしているらしいが、会場での本人確認をどうするのかは詳細はまだわからない。
最近では、指紋認証もすぐに破られる時代になったが、虹彩認証、静脈認証など高度な認証も可能なので、最新技術で対応していただきたい。
一応登録してはみたが、来月の抽選はダメもとでやってみるか?
価格も無料から10万円以上するものまでバラエティーの富んでいるが、チケットの転売を防ぐために、今回は多様な仕掛けが行われている。
まず、チケットを申し込むための登録が求められる。
登録用のウェブサイトが用意されており、登録後初めて申し込む資格ができる。
その後、抽選サイトで申し込み、当選するとやっと購入することができる。
転売サイトやオークションサイトに出品することができないよう各サイトオーナーの協力を得ているらしい。
海外の同様のサイトまで契約しているかどうかは定かではない。
購入した本人のみが入場できるようにしているらしいが、会場での本人確認をどうするのかは詳細はまだわからない。
最近では、指紋認証もすぐに破られる時代になったが、虹彩認証、静脈認証など高度な認証も可能なので、最新技術で対応していただきたい。
一応登録してはみたが、来月の抽選はダメもとでやってみるか?
令和 の 狼煙(のろし) [日常]
年齢 [日常]
いつもの犬友の方々とお散歩の時にお会いするのだが、犬を基準に会話するため飼い主自身についての情報がそれぞれ薄くなるのは仕方がない。
ある時、犬の年齢の話になり、ところで飼い主は何歳くらいなのだろうということでそれぞれ知ることとなった。
結構年齢のばらつきはあるものの、情報を得ると新鮮な感じがするのも面白い。
その中でまだ40代後半の方がいて、「おっとー 若い!」 と思わず叫んだ。
しかし、考えてみれば、自分が少年だった頃、40歳といえば中年の入り口。
もう人生も盛りを過ぎ、終盤の穏やかな人生を楽しむ世代のように見ていたことをハッキリ思い出す。
昭和40年代(1960年代後半)の大正製薬の中高年のためのお薬 サモンゴールド のTVCMで覚えたのだが、
子曰く、
男女7歳にして席を同じゅうせず。
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。(孔子の時代に 惑 という字はなく 或 だという説もある。"不或=区切らず" )
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
当時は 四十にして惑わず〜 までしか覚えていなかった。
40歳くらいまでしか想像がつかず、それ以上は一括して老年、、。
子供から見たら、そんな感覚だった。
ちょうどその頃父親が、石川達三の「48歳の抵抗」という本を読んで本棚に並べていたので、なんとなく40歳代をそのように意識していたのかもしれない。
話は戻ってワンコ仲間との会話で驚いた私自身は、孔子様から見るともう終盤戦ではないか、、。
人のことには敏感に反応するが、灯台下暗し、わからない(気づかない)のは自分自身だ。
ある時、犬の年齢の話になり、ところで飼い主は何歳くらいなのだろうということでそれぞれ知ることとなった。
結構年齢のばらつきはあるものの、情報を得ると新鮮な感じがするのも面白い。
その中でまだ40代後半の方がいて、「おっとー 若い!」 と思わず叫んだ。
しかし、考えてみれば、自分が少年だった頃、40歳といえば中年の入り口。
もう人生も盛りを過ぎ、終盤の穏やかな人生を楽しむ世代のように見ていたことをハッキリ思い出す。
昭和40年代(1960年代後半)の大正製薬の中高年のためのお薬 サモンゴールド のTVCMで覚えたのだが、
子曰く、
男女7歳にして席を同じゅうせず。
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。(孔子の時代に 惑 という字はなく 或 だという説もある。"不或=区切らず" )
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
当時は 四十にして惑わず〜 までしか覚えていなかった。
40歳くらいまでしか想像がつかず、それ以上は一括して老年、、。
子供から見たら、そんな感覚だった。
ちょうどその頃父親が、石川達三の「48歳の抵抗」という本を読んで本棚に並べていたので、なんとなく40歳代をそのように意識していたのかもしれない。
話は戻ってワンコ仲間との会話で驚いた私自身は、孔子様から見るともう終盤戦ではないか、、。
人のことには敏感に反応するが、灯台下暗し、わからない(気づかない)のは自分自身だ。
春だ 開いた [日常]
先日、拙宅庭の 猩々モミジ の葉が出始めたことを書いたが、その後の気温上昇で、閉じていたモミジの葉の手形がほぼ一斉に開ききった。
青空に映えて美しい。
ご近所の藤の花も一斉に咲きだした。
先日、南洋のパラオへ行った方々とも交信できた。
南の国からの電波も強く入ってくるようになった。
電離層も春夏の密度に変わり始めた。
お空も地上も
春になったんだなあ、、、。
青空に映えて美しい。
ご近所の藤の花も一斉に咲きだした。
先日、南洋のパラオへ行った方々とも交信できた。
南の国からの電波も強く入ってくるようになった。
電離層も春夏の密度に変わり始めた。
お空も地上も
春になったんだなあ、、、。
ノートルダム寺院 [日常]
1978年 ネスカフェのTVCMで バーバラ ストライザンド のThe Way We Were が流れて世界中の朝のコーヒーシーンが次々と続くものがあった。
冒頭のシーンが確かパリのセーヌ川とノートルダム寺院が見えるお宅での朝食風景。
あの角度でノートルダム寺院が見える場所でコーヒーを飲んでみたいという一心で、同年、現地へ行ったことがある。
ちょうどこの年は英国にいたため、ロンドンから向かった。
似たような場所とアングルでコーヒーではなくロゼワインを飲んだことが思い出される。
そうやって見ていたシテ島のノートルダム寺院が火事になったと朝のニュースで知った。
わたしは、金閣寺が火事になった事件がオーバーラップされたが、フランスの国民も大きなショックを受けたに違いない。
ノートルダム寺院は美しいゴシック建築であり世界遺産にも指定されている。
世界の宝と言ってもいいだろう。
原因追及もさることながら、一日も早い復旧を期待したい。
冒頭のシーンが確かパリのセーヌ川とノートルダム寺院が見えるお宅での朝食風景。
あの角度でノートルダム寺院が見える場所でコーヒーを飲んでみたいという一心で、同年、現地へ行ったことがある。
ちょうどこの年は英国にいたため、ロンドンから向かった。
似たような場所とアングルでコーヒーではなくロゼワインを飲んだことが思い出される。
そうやって見ていたシテ島のノートルダム寺院が火事になったと朝のニュースで知った。
わたしは、金閣寺が火事になった事件がオーバーラップされたが、フランスの国民も大きなショックを受けたに違いない。
ノートルダム寺院は美しいゴシック建築であり世界遺産にも指定されている。
世界の宝と言ってもいいだろう。
原因追及もさることながら、一日も早い復旧を期待したい。
スタジオジブリ 空とぶ機械達展 [日常]
檸檬 (レモン)の花 [日常]
花粉? [日常]
蔵開き [食]
猩々(しょうじょう)もみじ [日常]
猫コーヒー? [食]
パラオ 壮行会 [HAM]
東京は6度、八王子は3度、箱根や河口湖では雪が積もったとお天気お姉さんが言っている。
東日本は冬に戻ったような寒気が流れ込んでいるようだ。
そんな中、今宵は、南洋パラオ共和国で無線を楽しむ方々(ご夫婦二組)が羽田から福岡経由で出国する為、博多の無線仲間たちが集まり、壮行会を行うことになった。
大体毎年二回春と秋になるが、パラオへの壮行会が行われている。
私は毎回、その宴席のみに顔を出し無線談義を楽しんでいる。
もう毎年行かれている方々や今回初めてだという方まで、いろんな方々とお話ができ楽しみにしている宴席でもある。
早ければ出発する日の夜あたりから現地から電波を出し始めることだろう。
これから1週間くらいは、我が無線小屋のアンテナを南に向けてパラオからの電波を捉えてみよう。
東日本は冬に戻ったような寒気が流れ込んでいるようだ。
そんな中、今宵は、南洋パラオ共和国で無線を楽しむ方々(ご夫婦二組)が羽田から福岡経由で出国する為、博多の無線仲間たちが集まり、壮行会を行うことになった。
大体毎年二回春と秋になるが、パラオへの壮行会が行われている。
私は毎回、その宴席のみに顔を出し無線談義を楽しんでいる。
もう毎年行かれている方々や今回初めてだという方まで、いろんな方々とお話ができ楽しみにしている宴席でもある。
早ければ出発する日の夜あたりから現地から電波を出し始めることだろう。
これから1週間くらいは、我が無線小屋のアンテナを南に向けてパラオからの電波を捉えてみよう。
韓国旅行 [日常]
と言っても、旅行に行くわけではない。
旅行の広告のお話。
韓国は東京より近いため、こちらから見たら、東京湾フェリー?や佐渡島フェリーのような感覚か?
JR九州が運行している高速フェリーで3時間程度で行くことができるので、日帰りで行き来する人もいるようだ。
飛行機だと釜山までだと30分程度か?
水平飛行区間がなく、上がったら、すぐ降下を始めるのでシートベルトを外す暇がない。
世界一短い国際路線だそうだ。
フェリーも飛行機も利用したことがあるが、いずれも数千円で行けた記憶がある。
子供が小さい時は、福岡に帰省した時に子供を連れて釜山のリゾート地 海雲台(ヘウンデ)まで海水浴に行ったこともある。
これは数日前の新聞広告。
旅行の広告のお話。
韓国は東京より近いため、こちらから見たら、東京湾フェリー?や佐渡島フェリーのような感覚か?
JR九州が運行している高速フェリーで3時間程度で行くことができるので、日帰りで行き来する人もいるようだ。
飛行機だと釜山までだと30分程度か?
水平飛行区間がなく、上がったら、すぐ降下を始めるのでシートベルトを外す暇がない。
世界一短い国際路線だそうだ。
フェリーも飛行機も利用したことがあるが、いずれも数千円で行けた記憶がある。
子供が小さい時は、福岡に帰省した時に子供を連れて釜山のリゾート地 海雲台(ヘウンデ)まで海水浴に行ったこともある。
これは数日前の新聞広告。
監視カメラ [日常]
室見川 [日常]
まだ咲いている [日常]
福岡市美術館 リニューアルオープン [日常]
愛宕山ロープウェイ [日常]
バドワイザー Budweiser [食]
令和 (れいわ) [日常]
4月1日 新しい元号が決まり公表された。
「令和」
菅官房長官の話だと万葉集 梅花の宴 の序文からとったという。
梅花といえば、福岡 太宰府ではないか。
天平2年なので、奈良時代 西暦730年1月13日 (当時は旧暦だったので、現代の太陽暦では2月中旬頃だと思われる)大宰府在住の官僚だった 大伴旅人 が催した 花見の宴 に集まった人々が詠んだ和歌三十二首をまとめたものを 梅花の宴と呼んでいるらしい。
当時の 梅花の宴 を再現した模型。
大伴旅人や山上憶良ら32名が楽しんでいる。
<太宰府展示館より>
その序文は(菅さんが説明していたが)
梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序
天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いえ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。
時に、初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す。
※粉=化粧に使うおしろいの粉
※珮後=綺麗に咲いたあと
※香=雅な方々の身だしなみとして使われたいい香のする煙
当時梅は中国から福岡へ伝わった高貴な花として重宝がられ、太宰府で 梅の花の宴 が頻繁に催されたようだ。
(余談だが、うちの近所にもレストランチェーン 梅の花 があり、時々利用している。)
これは、福岡の県章、梅がシンボルマーク。
話が少々逸れてしまったが、
この序文の中の 令月にして と 風和ぎ から、令和としたのだろう。
初春の凛とした風が和らぎ始めた頃、梅が咲き、蘭の香りが薫る様子が伝わってくる。
なんとも日本的な素晴らしい世界観。
来月から、令和元年か、、、。
因みに、これはその時代から約100年程 後になるが、平安時代に始まった同じ太宰府での 曲水の宴(きょくすいのえん)。
梅花が咲き誇る庭のせせらぎの上流より流れてくる酒盃が、自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただくという雅(みやび)な宴。
現在も毎年3月第一日曜日(初春の令月より少々後か)の梅の季節に太宰府で行われている。
(私もこのような酒宴をやってみたい)
「令和」
菅官房長官の話だと万葉集 梅花の宴 の序文からとったという。
梅花といえば、福岡 太宰府ではないか。
天平2年なので、奈良時代 西暦730年1月13日 (当時は旧暦だったので、現代の太陽暦では2月中旬頃だと思われる)大宰府在住の官僚だった 大伴旅人 が催した 花見の宴 に集まった人々が詠んだ和歌三十二首をまとめたものを 梅花の宴と呼んでいるらしい。
当時の 梅花の宴 を再現した模型。
大伴旅人や山上憶良ら32名が楽しんでいる。
<太宰府展示館より>
その序文は(菅さんが説明していたが)
梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序
天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いえ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。
時に、初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す。
※粉=化粧に使うおしろいの粉
※珮後=綺麗に咲いたあと
※香=雅な方々の身だしなみとして使われたいい香のする煙
当時梅は中国から福岡へ伝わった高貴な花として重宝がられ、太宰府で 梅の花の宴 が頻繁に催されたようだ。
(余談だが、うちの近所にもレストランチェーン 梅の花 があり、時々利用している。)
これは、福岡の県章、梅がシンボルマーク。
話が少々逸れてしまったが、
この序文の中の 令月にして と 風和ぎ から、令和としたのだろう。
初春の凛とした風が和らぎ始めた頃、梅が咲き、蘭の香りが薫る様子が伝わってくる。
なんとも日本的な素晴らしい世界観。
来月から、令和元年か、、、。
因みに、これはその時代から約100年程 後になるが、平安時代に始まった同じ太宰府での 曲水の宴(きょくすいのえん)。
梅花が咲き誇る庭のせせらぎの上流より流れてくる酒盃が、自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただくという雅(みやび)な宴。
現在も毎年3月第一日曜日(初春の令月より少々後か)の梅の季節に太宰府で行われている。
(私もこのような酒宴をやってみたい)