ファジーな表現 [日常]
このところ毎日、どこぞやの知事の話題が続いている。
発言を聞いていると、政治家や官僚の詰めが効いた独特の表現である事に気がつくはずだ。
これも長年の業務で鍛えられた共通の賜物だろう。
例1)
激怒して叱責された という訴え
に対して
激怒した記憶はない
解説:怒った度合いは主観的なもの、その度合いについて、激怒していない と表現。
実際に、怒って叱責したかどうかという質問に対して答えられていない。
さらに、記憶していないので認知していないということ。
実にうまく はぐらかしている。
例2)
訴えは嘘だったのか? という質問に
事実でないことがたくさん含まれていたため、、
と事実がその中にあったことを答えていない。
このはぐらかしもうまい。
例3)
第三者で調査「すべきだ」と進言されたか? という質問に対して
「すべきだ」と進言された記憶はない。
質問の主旨に対して答えず、「すべき」という単語は使っていなかったと回答。
さらに記憶がないと肯定も否定もせずうまいことぼかす。
何とも素晴らしいお返し。
これらの回答は文字に残されても、法廷でも、嘘は言っていないと言える。
その他皆さんがよく使うのは、
刷新感を出す>>刷新する とは言っていない
緊張感を持って>>緊張してとは言っていない>>緊張するだけでその後どうするのか??
この<感>を使いだすと要注意、ファジーの極み。
〜を見直す>>見直してどうしたいのか??>>その先を言わないと何をするのかわからない。
〜はあまり見当たらない>> あまり を使う事によって、実際に存在しても、無かったような気分にさせる。
言い出すとキリがないが、このように ぼかしワード を接続させる事によってまるで反対の方向へ聞き手を導くことができる絶妙のファジー話法。
これをマスターしなければ優秀?な官僚や政治家にはなれないようだ。
発言を聞いていると、政治家や官僚の詰めが効いた独特の表現である事に気がつくはずだ。
これも長年の業務で鍛えられた共通の賜物だろう。
例1)
激怒して叱責された という訴え
に対して
激怒した記憶はない
解説:怒った度合いは主観的なもの、その度合いについて、激怒していない と表現。
実際に、怒って叱責したかどうかという質問に対して答えられていない。
さらに、記憶していないので認知していないということ。
実にうまく はぐらかしている。
例2)
訴えは嘘だったのか? という質問に
事実でないことがたくさん含まれていたため、、
と事実がその中にあったことを答えていない。
このはぐらかしもうまい。
例3)
第三者で調査「すべきだ」と進言されたか? という質問に対して
「すべきだ」と進言された記憶はない。
質問の主旨に対して答えず、「すべき」という単語は使っていなかったと回答。
さらに記憶がないと肯定も否定もせずうまいことぼかす。
何とも素晴らしいお返し。
これらの回答は文字に残されても、法廷でも、嘘は言っていないと言える。
その他皆さんがよく使うのは、
刷新感を出す>>刷新する とは言っていない
緊張感を持って>>緊張してとは言っていない>>緊張するだけでその後どうするのか??
この<感>を使いだすと要注意、ファジーの極み。
〜を見直す>>見直してどうしたいのか??>>その先を言わないと何をするのかわからない。
〜はあまり見当たらない>> あまり を使う事によって、実際に存在しても、無かったような気分にさせる。
言い出すとキリがないが、このように ぼかしワード を接続させる事によってまるで反対の方向へ聞き手を導くことができる絶妙のファジー話法。
これをマスターしなければ優秀?な官僚や政治家にはなれないようだ。