2012年 山中伸弥氏がノーベル医学生理学賞を受賞して以来、iPS細胞(人工多能性幹細胞)が脚光を集めてきた。
この度日本で、この幹細胞を使って治療する製品 ステミラック が開発(ニプロと札幌医科大学が共同開発)され、厚生省から年内に承認される模様。
幹細胞を使って、脊髄損傷を治療するというもの。
従来、脊髄の神経を損傷して30日ほどすると固定化して治療手段がなくなり、下半身麻痺などになっていたが、この幹細胞治療を早い段階で行うと神経が再生して改善するらしい。
しかも健康保険適用。
交通事故やスポーツでのアクシデントなどこの種の症例は多いので、今後多くの人が恩恵を受けることだろう。
すごい時代になってきた。