スクールコンタクト 完了

4年越しで準備していたスクールコンタクトが無事完了した。

南西の地平線からISS国際宇宙ステーションが上がってきて、ソウル上空を通過し、日本海を北上、アリューシャン列島付近に沈んでいく飛行軌道。
地平線から上がってきた瞬間を捉え無線回線を確立するのが私のお役目。
校舎屋上のアンテナがISSの最新の軌道情報に基づいて自動追尾する。

予定の時刻に私がこちらから呼びかけていると、星出船長からの応答。
地平線上は障害物もあるため音声がノイズレベルすれすれなので聞きづらかったが、数十秒後、軌道が次第に高くなってくるとまるで隣で話しているように明瞭になり安定運用に移る。
ISS側には地上からの信号は強く受信できていると星出さんからの回答。
それが、非常に流ちょうな英語なのでネイティブの外国人に変わったのかなぁと思われ、星出さん？と確認してみた。
かように英語がネイティブなのには驚いた。
でも、船長なのだから、それはそうだろうなぁ、、と納得。
日本人と話しているということを忘れさせる初めての経験だった。

生徒たちの科学に対する強い好奇心にも接することができ、いい経験をさせていただいた。

すべてのスタッフの皆さんに感謝。

YouTubeへリンク（1:54:00~2:04:00 が交信の様子、私が地上局オペレーション担当）


＜西日本新聞より＞