2020オリンピック 日本国内開催都市選考

先日、東京オリンピックは閉幕したが、この２０２０年のオリンピックは日本のどこの都市で開催するかという選考過程があったのはあまり知られていないようだ。

JOCが日本国内の都市選考を２００６年に募集したところ、
東京都と福岡市がオリンピック招致国内立候補都市開催概要計画書を提出した。
東京都は１９６４年にすでに開催しているので、福岡市での計画も結構具体的に検討されたようだ。
日本でオリンピックはすでに開催していた経緯もあり、国民世論はかなり冷めており、多額の費用を要するオリンピック開催には反対意見が多かった。
私も当時は東京であろうが福岡であろうが開催には疑問を感じていた。

当時の福岡市の山崎市長はそれでも、多額の費用をかけずにコンパクトに開催できるという計画書を提出した。
計画によると、我が町内はヨット競技会場として申請された。
（上の写真はそのヨットハーバー 遠景）

結局、JOCでの検討結果、日本での開催地は東京に決まり、IOCでの選定に臨んだ。
IOC選定で2020はご存知のように東京に決まったが、コロナ禍での開催ということも加わり、多難なものになった。

今回の様子を見るにつけ、これが　福岡オリンピック　だったらどうなっていたのだろうか？といつもオーバーラップさせて見ていたが、どこで開催されても多難な開催になっていただろうとつくづく思う。