見たところ 単なるグラス
でも、蘊蓄にちょっとうならせる点があったのでストックホルムで購入して、今も毎日愛用している。
(写真は、ジントニックにスライスしたライムを浮かべたもの)
スウェーデンにはデザインに長けたものが多く、ストックホルムは好きな街の一つでもある。
(暑がりの私にとっては涼しければ いい街)
デザインは単なる意匠ではなくしっかりした機能が伴って、いいデザインだと思っている。
そういう見地で見てもこのグラスはなかなかいい感じだ。
このグラスにグッと寄ってみよう。
そう、グラス上部に露がついていない。
ここがこのグラスの機能。
唇に触れる部分の熱伝導率が違うように作られていること。
熱い飲み物、冷たい飲み物を入れても、唇には直接伝わらず、温度によって味覚が大きく左右されない。
考えたデザイナーは人間の触感、味覚をよく知り尽くしている。
このような発想に、初めて触れたため衝動買い。
今でも感動しながら愛用させていただいている。