ヨットの堀江謙一さんだ。
昨年太平洋上を航行中に交信したときのQSLカードが届いた。
24.11N 150.29E 天候 晴 堀江謙一 と書いてある。
ハワイから日本に向かう途中のMarcus Is.(南鳥島)の南方あたりだろう。
今回は、無線はあるし、衛星電話もある、電子メールもOK、食事は電子レンジでチンして食べるなど、1962年の堀江さんが密航同然の形でサンフランシスコへ向かった時と比べると、雲泥の差だ。
この時の様子は堀江さんの日記をもとに製作された映画「太平洋ひとりぼっち」で石原裕次郎が演じている。
単独航行も時代とともにその難易度(精神的な)も変わってきているのではなかろうか?
それにしても、長い年月は経ったがこうやって太平洋ひとりぼっちの堀江さんと交信できるようになった時代の進化に感謝、感謝。