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アマチュア無線機器歴史館 [HAM]

728960846.002928.jpg数年前、長崎県雲仙市に首記の歴史館ができたということを知り、近々見学したいと思っていた。
このカードは歴史館クラブ局 JA6YYQ のQSLカード。
昨年ここと交信して送られてきた。

先日、私の出身高校の無線部後輩だったK君から連絡があり、家財や持ち物の断捨離をおこなっている時、私から譲られた無線機が出てきたが、捨てようと思うとのことだった。


IMG_1108.jpgこの無線機は TRIOの 310ライン。
私が高校1年生だった1971年頃から6〜7年間使っていたもの。
大学を卒業する時、後輩のK君へ譲った。
そういう 310ライン なので愛着もあり、何か活用できる道は無いかと考えていた時、冒頭の歴史館のQSLカードを思い出し、寄贈展示できないかとK君に打診してもらったところ、先方からぜひ欲しいという回答がきたため、K君と雲仙の歴史館へ向かった。


IMG_1100.jpgここのオーナーである長崎ハムセンター社長の母方のご実家だそうで、古い大きな蔵をリノベーションした歴史館だった。


IMG_1101.jpgアマチュ無線創世記のメーカー製無線機から現在のものまでほとんどの無線機が整然と展示されている。


IMG_1103.jpg実に懐かしい機器が並んでいる。


IMG_1104.jpgこれが春日無線(TRIO)社製 1号機 TX-1。
話には聞いていたが、現物がここにあることには驚いた。
因みに、春日3兄弟で創った会社なので トリオ というブランド名にしたそうだ。





(TX-1 と館長の大久保さん)


IMG_1105.jpg機材では無いが、CQ誌 創刊号、JARLアマチュア無線連盟発行。


IMG_1106.jpg創刊号表4(裏表紙)の広告は、日立真空管。

素晴らしいコレクションと展示だが、今後これらをどのように維持管理していくかが大きな課題ですと館長さんが語っていた。


IMG_1107.jpg帰路は、諫早湾干拓堤防道路(雲仙多良シーライン)を通ってみた。
現在も係争中の干拓事業で諫早湾を分断した堤防。
工事開始時の、鉄の板が落ちながら次々と海を遮断していく衝撃的映像は今も脳裏に焼き付いている。







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