ここ数日、東京地方の朝夕の湿度は30数パーセントと乾燥していて日陰などは気持ちがいい。
日本の夏も今後ずっとこんな感じならありがたい。
大陸の高気圧(乾燥した冷たい空気)と太平洋の高気圧(じめじめしたかつての夏)のせめぎあいがちょうど日本の上空で微妙に押しくらまんじゅうしている状態だ。
私としては、大陸の高気圧に勝っていただきたいのだが、うまくいくかどうか?
ただ確実にいえることは、現在は関東地方の上空は大陸高気圧が勝っているということ。
東北では冷害が発生しているので一概に喜ぶことはできないが、やはり気候が変わるということは、今までなかった影響が出てくるとも言える。
公園の木々の下にはアブラゼミが寿命を終えて転がりだした。
まもなくツクツクボウシが鳴き出すだろう。
ツクツクボウシが鳴き出すと子供の頃から無性に寂しく感じられていた。
夏休みが終わるからだ。
そのためか、ツクツクボウシが鳴き出すと、今でも、過ぎ去る夏を惜しむように、もの悲しい気持ちになってしまう。
インプリントされた感性というものはいつまでもなくならないのだろう。
そんなこんなで、短かった今年の夏休みも粛々と過ぎていった。