- 日常
川上清美氏に師事して5年、その後独立して2年。
しかし、三十数通りの焼き方を駆使し、同じ作品はない。
大量のわらを焼いて灰をつくり、塗り薬に混ぜたり、土も吟味してつくったりと見えない部分でのコストが馬鹿にならないらしい。
また、歩留まり率も高いらしい。
したがって大量生産の工業製品陶器と比べると売値も格段に高くなるのは理解できる。
創意工夫した焼き方に熱意と創造性を感じるが、そもそもそれらが価値を高めているのは当然の事だろう。
ご本人は大変だと言われているが、なんともうらやましい。
いろいろ経験されてビッグになって欲しい。
今後も折ある毎に訪問させていただこう。