- 日常
掛け合い漫才のような内容で、それはそれで面白かった。
肝心の映画だが、家族の形を真摯に見つめ続けてきた是枝監督だからこそ描ける作品だと思う。
まさにヨーロッパ受けする仕上がりだ。
米国では、興行的には全くダメだろう。
このようにはっきりした内容なのでパルム・ドールをとったのだろうと推察される。
このトロフィーを見せてもらったが、水晶の土台に金の枝がつけられていた。
比較的小振りに見えたが、重量が4Kgあるという。
水晶の重さだろう。
私の前職の会社がサッカーW杯のワールドスポンサーであったため、トロフィーがしばらく社内に置かれていたことがあり見させていただいたが、やはりスポーツと映画とではトロフィーの作りやデザインはかなり違うことがわかる。
個人的にはパルム・ドールのデザインの方が心地よい。(と勝手に思っている)
映画の話に戻るが、
編集手法や構成などもますます円熟味を帯びてきたような気がする。
是枝監督の次回作品はどのようなプランなのだろうか?
心待ちにしよう。