昨今の諸外国のコロナ対応は国毎の制度法律の違いもあるが、見ていて興味深い。
フィリピンでは政府の外出制限に対して反対する市民運動が発生している。
我慢できないのだろうか?
大統領はその対処として全警官に、政府の言うことを聞かない場合は射殺せよという命令を出した。
何人も人を殺したことがある大統領は言うことも激しい。
インドでは警官がムチを持って市中を回り、外出している市民をムチ打っている。
罰として腕立て伏せもやらされる。
法律によって規制されるので当然罰則もあるのだろう。
それに比べると、内外から日本は緩いと言われているが、これは日本国憲法で保障された個人の権利が優先される訳で、そういう国なのだと言うことだろう。
大日本帝国憲法時代に個人の権利や自由を制限し、戦争へ突入してしまった苦い経験を体験していることもその前提となっているのだろう。