フランスでは、マクロン大統領の年金改革案に反対する国民がフランス全土でストライキをしたり、暴動が発生したりということが続いている。

改革案にはいろいろ変更点があるが、最もわかりやすいのは、年金受給年齢の引き上げ。
現在62歳から受給しているものを64歳へ引き上げるということ。

日本でも同様の引き上げを随分前におこなった。
しかも日本の場合は60歳を65歳へ引き上げたのだが、デモも暴動も起こらなかった。
さらに日本では70歳位まで働きましょうと労働年齢の引き上げも計画されている。

フランスでは、早く仕事を辞めてゆっくり生きていきたい、、と思う国民が多く、今回の改革について約60%が反対している。

日本ではフランスに比べて厳しい条件だが、変更時に暴動は発生していない。
民衆が革命を起こして自由を勝ち取ったフランスと、戦後、戦勝国から自由を与えられた日本との国民性の違いなのだろうか?
やはり日本人はおとなしいのだろうか?