以前にも書いたが、このところ太陽の活動が活発で頻繁に太陽表面でフレア(爆発)が発生している。
我々アマチュア無線家たちは地球を取り巻いて電波を反射する電離層を使って遠距離のアマチュア局と通信をおこなっている。
この電離層は太陽フレアが発生するとそのプラズマによって破壊され通信できなくなる。
これを磁気嵐(デリンジャー現象)と呼んでいる。

オーロラは、
フレアの出現によって太陽から放出されたプラズマが約2日半かけて地球に到達し、地磁気と衝突。磁気嵐を発生させるとともに、大気とぶつかって上空で発光する現象。

オーロラが発生するということは無線通信が困難になるということと同義ということだ。

11月29日 フレアが発生し、2日半後の12月1日午後8時頃この写真が撮影されたようだ。

今年はフレア発生頻度が高いため、地球の高緯度エリアではオーロラも頻繁に見えていることだろう。
江戸時代の古文書によると低緯度である日本各地で見れたらしいが、近世では珍しい。




<写真:毎日新聞より>