Pocketchange ポケットチェンジ

海外へ行き、現地の通貨へ交換し、その後帰国して日本円に再び交換。
頻繁に同じ国へ行かれる方は、帰国後もそのまま現地の通貨を手元に置いたままの方も多いようだ。
私の手元には、海外出張や旅行で交換した複数国の通貨の小銭（コイン）が大量にザクザクたまり続けている。
外国のコインは多くの日本の銀行では日本円に両替できないからだ。
心ある方々は、空港で小銭を寄付の募金箱に入れてサッパリされる方も多いようだ。

昨年だったか、写真の自動両替機が空港以外にも設置され出し、気になっていた。

この機械は10か国（日本円・米ドル・ユーロ・中国元・韓国ウォン・台湾ドル・シンガポールドル・香港ドル・タイバーツ・べトナムドンの10通貨に対応 。一部紙幣のみ）の通貨を日本円に交換してくれるとのこと。
しかも、なんとなんと、コインもOKという画期的なサービス。

一昨日、このマシンがおいてある繁華街へ行く要件があったので、机の中で眠っている大量のコインと少量の紙幣をもって行った。
外貨は日本円に交換されるが、現金ではなく電子マネーになり、好みの電子マネーでチャージするシステム。
私はSUICAへチャージ。
結局、昨今の円安のおかげで、日本円で1万円程度になり、机の中の金鉱にぶち当たった感触だ。
中国の人民元紙幣も結構持って行ったのだが、毛沢東の肖像がついていない古い紙幣は交換できなかったので、それはまたの機会に外貨募金箱へ寄付でもしようかと思う。

机の中で、長年積もっていた万年雪が解けたかのように、すっきりとした春を迎えた気分に一瞬だけなったようだった。