- 日常
紀元前1世紀~1世紀あたりの文明なのだが、これは半端でなく素晴らしい。
現代でも遜色ない、いや贅沢な生活様式だ。
スポーツのためのグッズや公衆浴場のタイル張り、また、そのお湯を供給するための大きな給湯器もそのまま展示されていた。
蛇口をひねるとお湯がでるのである。
この時代、日本は古墳時代より以前の時代ではなかろうか?
確か青銅器製造が始まった頃、、、、。
卑弥呼もまだいなかった。
まるで現代文明社会と原始社会?のような雲泥の差がある。
食器も銀やガラスの素晴らしい工芸技術。
個人宅の庭には美しく彫刻された噴水から水が流れ、ワインや音楽を楽しんでいる。
室内のインテリアも素晴らしい。
現物が目の前に並んでいるので本当なのだろうが、2000年以上前のものとは思えない。
ゲーテが、噴火で埋没した遺跡で、ポンペイほど現代の人間を喜ばせた遺跡はないと言っているが、まことに、その通りだ。
ついでに常設展の、福岡市内 志賀島 で発見された国宝の 金印 を久しぶりに拝んで博物館を後にした。
ああ、これですっきりした。