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１７日朝、台風１６号が福岡市の西側に来た。
風も強くなり突発的にド〜ン、ド〜ンと無線小屋を揺らしだした。
海に近いので、ことさら風が強いのかもしれない。

こんな中、飛行機は飛ぶのだろうか？
と思っていると、ANAから、ご搭乗をお待ちしています、というメールが来た。
おっと、飛ぶんだあ。

福岡空港へ行くと、淡々とすべてのフライトが定刻通りに出発していた。

予定通り搭乗し、滑走路上で離陸順を待っているとき、強風で機体が揺れている。
風は対流圏で吹いているので、いち早く抜けてその上の成層圏へ上がってしまえば、もう心配はない。
そういうことなのかどうなのかわからないが、上昇中の傾きが急なような気がした。
へたをすると失速するのではないかと思わせる急角度で上昇し、あっという間に雲の上に出た。

通常、飛行機の離着陸は向かい風でおこなう。
今回はその風の強さが通常以上の強さだったため、上昇する力も大きくなったのか、
機体が下から上へ大きな力で突き上げられるように、グ～ッと加速度がついて何回も持ちあげられた。
エアポケットの反対だ。
多分そのせいで通常より早く雲の上に出たのかもしれない。

上へ上がると昨日観光した関門海峡、壇ノ浦がきれいに見えた。
広島　厳島も同時に見えるのでなんとも意味深い。

そんなこんなであとは、通常コースで羽田着陸。
羽田空港は、福岡の朝の強風がうそのようないいお天気（上の写真）。

何も無かったように帰宅した。