どんたく、山笠、そして 放生会
博多の三大祭りの一つである 筥崎宮の放生会(ほうじょうや)へ行った。
昨年までは、帰福時の昼間にチョロッと行く程度だったが、今回は移住後初めてということもあって、やはり、夜の放生会のほうがいいと思い、早速行ってみることにした。
いやいや、人出が多い多い。
こどもの頃ののんびりしたイメージでいたが、明治神宮の初詣を想起させるような混みよう。
筥崎宮から博多湾手前までの参道数キロにわたってズラ〜〜ッと夜店の屋台が並び、広場ではお化け屋敷や見世物小屋(今あるのか?)が立ち並んでいた(はずだが)。
あまりの人の多さで、すべてを見る前に気が萎えて、神社へのお参りで精一杯だった。
写真は放生会名物の生生姜の屋台。
なんで生生姜なのか、、誰に聞いてもわからない。
神社のパンフレットによると、
『放生会に行ったけん、生姜ば買ってきた』
とご近所へのお土産として渡すらしい。
放生会に行けなかったご近所さんは、この生姜を見て、放生会の季節になったねえ、、と秋を感じるらしい、、。
なんか、もっともらしいが、ふと我に返ると、なんのための生姜なのかが未だにわからない。
敵国降伏 の額が照明を浴びて明るく輝いている。
参拝までにずらっと並んで数十分じっとがまん。
参拝を済ませると早々に地下鉄の駅へと潜り込んだ。
因に、随分前の話になるが、私の七五三はここ筥崎宮だった。
正装して千歳飴を持った、我が凛々しい姿の写真がアルバムに貼られている。
さて、地下鉄に乗って四つ目かな、中洲川端で下車。
このところ毎年行っている、
中洲JAZZフェスティバルへ。
路上やレストラン店内など中洲中でライブが行われており、街中あちことから演奏が聞こえている。
レストラン内は有料だが、路上はタダ。
中洲には戦前戦後とキャバレーやナイトクラブが密集していたため、数百人のジャズマンが住んで生活していたので、街中の人々にはJAZZなどのライブは昔から馴染みがあり違和感が無い。
毎年、著名な人や今活躍されているアーティスト達が集まるので心地よい。
今宵も福博の夜が更けていく、、、、、。