一昨日米国のユナイテッド航空がオーバーブッキングしたため警備員が乗客を強制的に降機させたというニュースを見た。
その乗客はスタンガンを打ち込まれ口から血を流しながら機内の床の上を警備員にひきづられながら外へ出されている我が目を疑うショッキングな映像。
ニュース映像は、同乗していた別の乗客がスマホで撮影しネットへ流したもののようだ。

オーバーブッキング、つまり航空会社が座席数より多く予約を取ることなのだが、このオーバーブッキング自体は米国のみならず日本やその他どの国の航空会社でも普通に行われていることで珍しいことではない。
今までのキャンセル率実績から予約システムが自動的に予約を受け付けて、キャンセルを見越して最終的に搭乗率100%に近づくようにするため、空港で搭乗間際にこのような事態が発生することがある。
日本では、オーバーブッキングが発生した場合は大体1万円ほどをもらって次の便などへ変更する人を募っている。
募集のアナウンスがあると我先にとカウンターへ走っていき現金をもらうサラリーマンをよく見かける。
搭乗する便を遅らせるだけで、その日の飲み代がもらえるということで手をあげる人もいる。