北部九州には、万葉の古来から狼煙を使って迅速に情報を伝達する 狼煙台 が要所要所にあった。
博多湾に浮かぶ能古島の高台でも黒い炭がまとまって発掘された場所があり、狼煙台跡とされており復元されている。
大陸から敵が攻めて来たり、緊急事態が発生した時などは、防人が常駐していた能古島の狼煙台でのろしがたかれ、内陸にある大宰府へ伝えていた。
今でも大宰府の高台から能古島は見通すことができる。