戦後は柳川の運河は生活排水やごみのため埋め立てて道路にするという行政の方針だったが、心ある市民からの、きれいにすれば観光などで人が集まるという民意で現在の綺麗な柳川が実現した。


(写真は完成イメージ図:西日本新聞)


その成果で、それまでなかった川下りという観光業も根付き、内外から多くの人を集める街となった。
柳川市は、更に集客人口を増やそうということで、夜間帯の観光環境整備を行うため来年度の予算に組み込むことにしたそうだ。

今まで暗くなると見ることが困難だった名所旧跡をライトアップしたり、お堀や運河一体をほのかな明かりで照らし出すよう照明デザイナーに発注するなど着々と進んでいる。
最終的には、2年後を目標に、川下りの船が発着するお堀を西鉄柳川駅に直結させる工事を行う。
電車から降りてすぐに船に乗れるようになるため、非常に便利になる。

観光可能な時間帯を拡張するという見事な企画。

来年が待ち遠しい。