秋分の日も過ぎて、太陽の軌道は赤道から更に南回帰線へ向けて日々遠ざかっている。
日の出の時刻が段々遅くなってきており、ほぼ同じ時刻に出発する朝のお散歩の時の太陽の角度も低くなってくるので必然的に毎朝影の長さが長くなる。
子供の頃から非常に興味のあった影法師だが、この世に実体が存在し太陽の光を物理的に遮断するためにできる現象。
この世に実体がなくなれば決して光を遮ることができない。
いわば、生きている証と言えるだろう。
そう思って、先代のボビー君の影の写真も撮っておいたのだが、今や、実体が無いため光を遮ることはない。
いつも、この季節以降になると、長く伸びた影を見ながら同じようなことを想う。
一人と一匹の影法師が延々とついてくる。
生きているという感触を得ながら、深く空気を吸う。
今朝も全天周雲ひとつないいいお天気。
抜けるような真っ青な空。
今日は29日、肉の日だ、、
ランチは肉を食おう。