少年の頃、東京へ行き、親戚の叔父と浅草へ行くと必ず寄っていたのが、雷門横の 天ぷら 三定。
創業が天保8年なので1837年。今から185年前になる。
日本は幕末、大塩平八郎の乱が起きた年だ。
先日久しぶりに浅草へ行った時、懐かしさも加わり覗いてみた。
一階は満員だったので2階へ案内され、早速懐かしの天ぷら定食を注文。
先週、福岡の
天ぷらのひらお へ行ったばかりだったのでどうしても比較してしまう。
写真には写っていないが、この横に 味噌汁とだし巻き卵が並んでいる。
185年積み重ねられて来た江戸の味だ。
それなりに趣がある。
前述のひらおと比較すると衣が気持ちしっとりとしていることに気がつく。
ひらおはもっとパリッとしている。
多分油の温度が違うのだろう。
しかし、キスやえび、、ネタは大きい。
すき焼き、天ぷら、フジヤマ、ゲイシャ、、
まさしく江戸の天ぷらだ。