オーナーシェフ三國さんが、先月28日のランチをもって37年間続けたレストランを閉店した。

1982年三國さんがフランスから帰国して、'85年にレストランをオープンするまでのドキュメンタリーを当時NHKがオンエアしていたのをたまたま見たのだが、本当に生意気な青年だった。
あんなシェフは見たことがなかった。
開業した四谷の住宅街の中の洋館だが、そこはたまたまNHKの報道に勤務する方の都内での別荘だったということがこれまた運命的だったのかもしれない。
そんなレストランのその後もいくつかのメディアで度々紹介されるようになった。
私も近々行ってみようと思いながら37年経ってしまい、行く機会を逸してしまったのは多少悔いが残る。
開店当時、私の同僚たちはしばしばミクニへ行って食事をして、美味しかったと言っていたので隠し球にとっておこうと思っていたが、そうこうしているうちに予約も困難になる人気店となり、計画が壊れてしまった。