もう11月も半ばを過ぎてしまった。
時の流れは実に早い。

数日前の11月14日、本州と九州を繋ぐ 関門橋 がこの日50周年を迎えた。
結婚50年は金婚式と呼ぶが、50年というとついこの間のようだが半世紀経ったことになる。
50年前は、1973年。
それまで関門海底トンネルだけだったのだが、吊り橋である関門橋が完成した時のことは今でも鮮明に覚えている。
この2年後に大学生になった私は運転免許を取得し、それから関門橋を何回も渡った。

1967年に映画 卒業が公開され、大学を卒業する主人公役のダスティン・ホフマンが愛車でサンフランシスコの オークランド・ベイ・ブリッジ を疾走するシーンが強く印象に残っており、私はその世界観に憧れていた。

関門橋を渡るときは、映画の時と同じサイモン&ガーファンクルの 「Mrs.Robinson」 を流しながら渡っていたことを思い出す。
中央高速をユーミンの 「中央フリーウェイ」 を聞きながら走るのと同じだ。