その時は残念ながらCD購入までにはいたらなかった。
どうしても欲しいとは思わなかったし、CD屋さんにいった時には忘れているし、結局ふとした時に思い出して、今度買わなきゃなんて心の中で思ったのもつかの間、また数年忘れたまま、、なんて調子で十年以上経っているだろうか?
鮮烈に思い出したのが、宮崎駿監督作品の『おもひでぽろぽろ』が初上映された1991年7月。主人公の女性が(確か月夜?の)紅花畑の道を車で走っている時、カーラジオのスイッチを入れた時に流れ出た時だ。
忘れていた旋律がよみがえったのでした。
- 日常
それから15年かあ。今年になって、忘れないようにと、携帯のメモに書き込んでいたため、やっとわすれないようになった。
因に主人公の生年と私の生年は同じ、、つまり同じ文化環境の中で育ったので、映画の節々に共感する音楽や、服装、雑誌、食べ物などが散りばめられているのだ。さすが、宮崎さん、凝っています。
そこで購入することを忘れなくなったため、CD屋さんにいったところ、在庫がない(置いていない)のに気がついた。
そこはなんのなんの、こちとらインターネットがある。
Amazonで探したら、中古がでてきたので早速注文、数日でGetできた。
たまたま出てきたものを購入したのだが、ジャケットを見ると大きくRemastered by Seigen Onoと書いてあるではないか。
おっとこんなところで仕事してたのか、、。Seigen氏とは20年くらい前の初お仕事以来おつきあいが続いているが、
こんなことなんにも言ってなかったなあ。
なんやかんやで、CDを手にいれなくてはと思い始めてここまでくるのに15年以上の歳月がかかってしまったが、あらためて聞くと、いいですねえ、こころに染みてくるって感じですね。