いやいや、大変だった。
今まで、台風が来ても、千葉方面の路線が一部運休する程度だったが、今回は3.11の時と同じようにほとんどの路線がマヒしてしまった。
今回の特徴は、風の影響を受けない路線や地下鉄までもが運休したこと。
その原因は多分、都内の企業が3.11を教訓に、社員をかなり早い時間に一斉に帰宅させた事ではないだろうか?
品川駅に行ってみると、構内にはかろうじて入れたが、ホームへは入場規制ですぐには入れない。
ホームが人で鈴なりのため、列車が来ても乗り降りできないのだ。
そのため、列車を走らせる事が出来なくなる。
この悪循環で都内の地下鉄を含む各路線が次々と動けなくなり運休してしまった。
雨風が強くて列車が走れなかったのではないような気がする。
山手線までもが止まってしまうなんて、想像だにしなかった。
おお、山手線 お前もか、、おお、地下鉄 お前もか、、、、
まさしくそんな心境だ。
こう考えると都心の交通機関は微妙(絶妙)なバランスで成り立っている事が見えてくる。
こんなことなら、早く帰宅させずに、通常通りか、あるいは、台風が通り過ぎるまで待機させたほうが混乱は少なかったかもしれない。