サザエさん通り：風のふくおか：SSブログ

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サザエさん通り　[日常] [編集]

先日、帰省中の息子夫妻と西新界隈を車で通過した時、ここが「サザエさん通り」だよと説明したところ、「え〜っつ？？」と揃って馬鹿にした反応。
また、親父がホラを吹いていると思ったのだろう。
息子が生まれ育った東京の我が家のすぐ近くに、桜新町のサザエさん通りがあったので、サザエさん＝桜新町ということがインプリントされており、無理もないことなのかもしれない。
しかし、ここ福岡の通りの標識やサザエさん広場のオブジェなどが次々と出てくるにつけ嘘ではなさそうと思い始めたようだ。

この展開は福岡県人以外の日本人はほとんど共通している。
サザエさんといえば世田谷の桜新町だろう、、と言う。
サザエさん美術館もあるし、、。（美術館内で発祥の地福岡について詳しく解説されているのだが、、）
長谷川町子さんの自宅もそこだし、、。

しかし、サザエさん発祥の地は福岡市で、これはどうしようもない事実。
長谷川町子さんは、ここ百道（ももち）の海岸近くに住んでいた。
ここの海岸を歩いていてサザエさんの企画構想が生まれた。
サザエさんの４コマ漫画もこちらのローカル紙　夕刊フクニチで産声を発した。
その後、長谷川町子さんは上京して桜新町に居を構えた。

いくらでも説明できるが、長くなるのでこの辺で押さえておくが、似たような話はたくさんある。

福岡銘菓　「ひよこ」や「千鳥饅頭」「チロリアン」など、どれも東京へ行くと、それ東京のお菓子でしょ　と言われる。
はたまた、うどん　や　そば　などの話を始めると全く信じてもらえない。
この辺の話はかつてこのブログで展開した話題なので、ここでは省略。

話は元に戻るが、我が家では私以外すべて東京生まれの東京育ちなので、この辺りの話をして理解させるのに時間がかかり心身ともに疲れる領域。

今回は生のサザエさん通りやサザエさん一家のオブジェを見たので結構刺激的だったようだ、、。

＜写真：福岡のサザエさん通り＞