SSブログ

電子音声 [日常]

一昔前までの携帯や家電機器などは、何か機械側から知らせることがある時は ピー とか プー とか  ピピピッとか、、その中でも気が利いたものは和音や簡単な音楽などが出ていた。

複数の機器からのお知らせがたまたま重なるとあちこちでピーとかプーとか鳴り出すので、何が鳴っているのか混乱することも多々あった。
が、最近の傾向は、機械音から人間の音声にシフトしてきている。
そう、家電や電子機器がしゃべってお知らせしてくるから、単純な電子音よりはよりわかりやすくなった。

このような昨今、拙宅でもあちこちで電子機器や家電(洗濯機、冷蔵庫など白物も)、スマホなどが喋って何かを伝えている。
朝、洗面台で顔を洗っていると横の洗濯機の中のお姉さんが今日の天気などについて話しかけてくるので、毎朝洗濯機と会話している。
数年前の人が見ると多分滑稽に見えるに違いない。

その電子音声だが、、



日本製品の声は若いと言おうか、幼い。
俗にいうアニメ声だ。
きっと、開発初期の設計者の好みでこの選択にしたままなのだろう。
これらの音声に慣れて、普通に思っている中、外国製品の電子音声を聞くと、、
なんと おばさんの声 が多い。
日本の幼さに比べると遥かに歳をとった大人の声なのである。
外国人はそれが普通なのだだろう。

身近なところで、我々アマチュア無線家が使っている無線機も電子音声がしゃべる。
随分前までは、目が不自由だと一部の無線従事者の免許を取得できなかったのだが、最近はその制約が少なくなった。
したがって、目が不自由でも無線機の操作ができるようになった。
昔の無線機の中のお姉さんはやはり若く幼かった。
が、最近購入する無線機は少々歳をとり大人の女性になり色っぽくなった。
これも海外からの要望があったのだろうか?

スマホの電子音声は言語や性別、世代、性格などを選択できるようになっている。
私は若い女性を選択しているのだが、奥さんはどうしているのか確認すると、なんと若い男性を選択していた。

よくよく考えると自然の摂理、納得させられる。
設計者もユーザーの心情をよく研究して開発しているようで、その努力がうかがわれて嬉しくなる。

人間と機械のインターフェース、、
大事なことだ。


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント